日没が気になる季節到来! ゴルフ場が行っている対策とゴルファーが気をつけたいこととは?

9月になり、明らかに日没が早くなってきたと感じられるようになりました。そこで、これからの季節、日没でプレー中断にならないために気をつけたいことを聞きました。

ゴルファーに提供できるプレー枠がどんどん少なくなる

 つい最近まで19時ごろは明るかったような気がしますが、いつの間にか18時ごろには暗くなってきました。

 日の入りの時刻は地域によって異なりますから、関東以外の地域の方は感覚が少し異なるかもしれませんが、いずれにしても9月に入ると日照時間はどんどん短くなります。

 8月は日照時間が長いと一般的には思われていますが、暦の上では日照時間が一番長いのは夏至(2022年は6月21日)で、そこから日照時間は短くなっています。

影が長くなると日没の心配をしながらのラウンドになる 写真:unsplash
影が長くなると日没の心配をしながらのラウンドになる 写真:unsplash

 9月23日の秋分の日が昼と夜の長さが等しくなる日と言われています。実際には昼のほうが少し長いそうですが、そこから先は夜のほうが長くなっていきます。そして冬至(2022年は12月22日)に夜が最も長くなります。

 ゴルフ場は箱物商売ですが、ホテルや飛行機などの箱物商売と比べて明らかに異なるのは、日照時間によってお客さんに販売できる箱の数が変わることです。

 日照時間が長い季節は、早朝プレー、薄暮プレー、ナイター設備があるゴルフ場はナイタープレーも販売できます。

 しかし日照時間が短くなると、早朝プレーのトップスタートの時刻も5時から5時30分、6時から6時30分とプレー枠が少なくなり、薄暮プレーは販売自体が難しくなります。

 秋になるとゴルフ場のオペレーションはどのように変わってくるのでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。

「夏場は従業員の出勤時間が3時30分だったりしますし、そこから8時間勤務で帰っていきますから、出勤時間帯が何部制かに分かれています」

「秋になると早朝プレーをやめるゴルフ場もあれば、プレー枠を少なくして続けるゴルフ場もあります。コースの考え方や地域によっても変わりますが、営業時間が短くなります」

「業務内容は夏も秋も変わりませんが、オペレーションという意味ではお客様にご案内できるプレー枠が少なくなります」

秋のゴルフ場は日没との戦いが始まる

 秋になるとゴルファーに案内できるプレー枠が少なくなりますが、それでもゴルフ場としてはできるだけ多くのプレー枠を用意します。どのくらいのプレー枠を用意するかは春と夏の集客状況によって変わるようです。

 ゴルフ場は1月から12月のスパンで集客状況や収益状況を見ていますから、春と夏の集客に苦戦したゴルフ場は秋に巻き返そうとします。

 2020年夏以降は集客が順調なゴルフ場が増えているようですが、それでも秋はベストシーズンですから、できるだけ多くのゴルファーを迎え入れたいところです。

 ただ、春や夏と違って、秋はゴルファーを入れ過ぎると日没の心配が出てきます。ただでさえ昨今は多くのゴルフ場でプレー進行の遅れが慢性的に発生していますから、ゴルフ場がハーフ2時間15分の設定でスタート枠を用意しても、それがハーフ2時間30分ペースになるとホールアウトが30分遅くなります。

 ハーフ2時間30分ペースで回ればそれほど心配ないかもしれませんが、ハーフ3時間ペースになったりするとホールアウトが1時間30分も遅くなります。

 ハーフ2時間15分ペースで昼休憩1時間ならスタートからホールアウトまでの所要時間は5時間30分です。それであれば10時30分スタートでも16時にホールアウトできます。

 しかし、それがハーフ3時間ペースになるとホールアウトは17時30分です。たちまち日没の危険性が出てきます。

 そうならないようにゴルフ場は進行が遅れやすいホールにフォアキャディーを配置し、スタッフが打球の行方を確認して流れをスムーズにします。また、詰まっているパー3ホールで全員がグリーンオンしたら後続組にティショットを打たせるようにスタッフが促します。

 それでも間に合わないときは、最終ホールのグリーンをコース管理車両のライトで照らし、ホールアウトできるようにアシストします。

 昨今は日没了承プランというプレー枠を販売するゴルフ場も増えていますが、それでもスタートしたからには18ホールを完遂したいのがゴルファー心理です。

 最近ゴルフを始めた人の中には秋にプレーするのは今年が初めてという方もいるでしょうが、秋は日没が早いのでプレー進行だけはくれぐれも注意するよう心がけてください。

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