- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- 中学生4人でも予約は取れるの!? ゴルフ場におけるジュニア利用の現実とは?
ゴルフは年齢を問わず楽しめるスポーツですが、ゴルフ場では比較的年齢層の高いゴルファーが多く見られます。ゴルフ場でラウンドをする際に、年齢制限などはあるのでしょうか。
未成年のみのラウンドは難しい
ゴルフは年齢を問わず楽しめるスポーツの一つです。有名選手の中にも、全米女子アマチュア選手権で優勝した高校2年生の17歳・馬場咲希選手のような未成年の選手がいて、年齢関係なく競い合っています。

一方で、実際にゴルフ場を訪れてみると、比較的年齢層の高いゴルファーの姿が多く、未成年のゴルファーを見かける機会はほとんどありません。ゴルフ場でラウンドをする際に、年齢制限などはあるのでしょうか。
都内のとあるゴルフ場の担当者は、利用できる年齢について「当ゴルフ場では特に年齢制限は設けておりませんが、未成年のみのラウンドはご遠慮いただいております」と話します。
ほかのゴルフ場の規約も見てみると、年齢制限については言及していないところがほとんどですが、未成年のみのラウンドを禁止しているところは一定数存在します。
さらに、未成年が利用する際には親権者の同意書が必要だったり、親権者が同行しなくてはいけなかったりと、ゴルフ場によって対応は異なるものの、未成年のみの利用が難しいゴルフ場も多いことがうかがえます。
前出のゴルフ場担当者によると「私の知る限りでは、未成年の方のみでラウンドされたことはありません。あまり多いケースではないと思われます」とのことで、未成年のみのラウンドの予約は基本的にないと言います。
ただ、冒頭でも述べたように、ゴルフは年齢にかかわらず楽しめるスポーツで、年齢と実力は必ずしも比例しません。
多くのゴルフ場で明確な年齢制限を設けていないのは、ゴルフを楽しみたいユーザーを年齢で門前払いすることがないようにするためでしょう。
このように、未成年のみのラウンドはあまり一般的ではないようですが、中には親子でラウンドを楽しみたいという人も少なくないはずです。
ゴルフ場の規約にのっとって同意書などの要件を満たせば、小学生以下の子どもでも大人と一緒にラウンドすることは可能ですし、初めて子連れでラウンドをする際は、ショートコースを利用するのがベストです。
通常、ゴルフ場のコースは18ホールで編成されており、パー3からパー5が混合されているのが一般的です。一方、ショートコースでは9ホールほどの編成になっていることが多く、パー3が基本になっています。
さらに、1ホールごとの距離も、通常は100ヤード前後から500ヤード前後とばらつきがありますが、ショートコースでは100ヤード未満~150ヤード程度と、短くなっているのが一般的です。
そのため、飛距離が出にくいジュニアや、まだラウンドに慣れていないビギナーの場合は、比較的スムーズに回れるショートコースでのラウンドが適していると言えます。
ジュニア料金を設定しているゴルフ場も
また、ゴルフ場によってはジュニア料金を設定していることもあります。
ゴルフで「ジュニア」といえば、一般的に6~18歳ほどをイメージする人が多いでしょう。実際に、日本ジュニアゴルフ協会では、小学生の部・中学生の部・高校生の部(有識者の部)の3つの部に分けて、6~18歳までの会員を募っています。
ただ、ゴルフ場が設定するジュニア料金は、必ずしもこれにのっとっているわけではなく、場所によって対象とする年齢層が異なります。
例えば、北海道の「ダイナスティゴルフクラブ北広島」では、18歳以下までがジュニア料金で利用でき、通常、平日の午前スタートでは8000円のところ、ジュニア料金では2500円になっています。
また、茨城県の「下館ゴルフ倶楽部」では、中学生以下がジュニア料金で利用可能になっていて、通常、平日の利用料金が5500~8900円(シーズンによって異なる)のところ、ジュニアは昼食込みで3000円で利用できます。このゴルフ場では、ジュニア1人につき、保護者2人以上の同伴が条件になっています。
このように、料金や利用条件などはゴルフ場によって異なりますが、ジュニア料金を活用することで、ジュニアゴルファーがお得にゴルフ場を利用できるのは間違いありません。
子連れでゴルフを楽しむ際には、ジュニア料金の設定がないかなど、ゴルフ場に確認してみるのが良いかもしれません。
最新の記事
pick up
ranking