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- 20代女子が“はじめてのラウンド”で焦ったことは? デビュー戦スタートまでの流れをイチから説明
ラウンドが始まるまでには、プレー開始の手続きや着替えなど、さまざまな準備を行います。実際にプレー開始までの手順はどのようにすれば良いのでしょうか。
ラウンド開始の1時間前に着くのがセオリー
季節はまさに絶好のゴルフシーズン。この機にコースデビューを予定しているビギナーの方も多いでしょう。
はじめてのラウンドでは、プレーの進め方やマナーはもちろんゴルフ場の利用方法やプレー開始までの準備や手続きなど、さまざまなことに不安が募ります。現在、趣味でゴルフをよく楽しんでいるという人でも、最初は緊張や不安があったことでしょう。
実際に先日初ラウンドを体験した20代女性Aさんは、初めてのラウンドについて次のように振り返ります。
「当日までにプレー中のマナーやルールは調べていたのですが、プレー開始までの受付のことについては調べ忘れていて、とてもあたふたしてしまいました」
「私の場合は、ラウンドに慣れている人と行ったので問題ありませんでしたが、想像以上に必要な準備などがあったので、初心者同士で行くのであれば下調べは十分にしたほうが良いと感じました」
では、ゴルフ場に到着してから実際にラウンドを始めるまでには、具体的にどのような手続きや準備をする必要があるのでしょうか。
まず、ラウンド当日はプレー開始の1時間以上前にゴルフ場に到着するのがセオリーです。
ラウンドまでの準備には時間がかかることもしばしばです。自分のグループのプレー開始が遅れると、後続のグループのプレー開始も遅れ、多くのゴルファーに迷惑をかけてしまうことになるかもしれません。
ラウンド当日はある程度余裕をもって行動できるよう、早めに自宅を出発するように心がけましょう。
そして、クルマでゴルフ場に到着したら、そのまま駐車場へ向かうのではなく、クラブハウス前の車寄せで1度停車させます。
ここで、ゴルフ場スタッフやキャディーさんがクルマからゴルフバッグを下ろしてくれるため、ゴルフバッグを下ろしやすいようにトランクを開けましょう。クルマを停めたら同乗者はクルマから降りてクラブハウスに入場します。
バッグを下ろし終えたら運転者は駐車場へクルマを停め、着替えやラウンドに必要な物などを持ってクラブハウスに向かいます。
財布などの貴重品は貴重品ボックスへ
クラブハウスへ入場したら、ラウンドの手続きをおこないます。ビジターの場合は受付に置いてある受付票に氏名や住所などの情報を記入してカウンターのスタッフに提出するという流れになります。
なお、受付票の近くにはスコアカードが置いてあることも多いため、必要な人はここで受け取っておくのが良いでしょう。
受付票はフロントのカウンターで記入する場合もあれば、別途設置された台で記入する場合もあります。
受付が完了するとスコアカードを挟むカードホルダーが渡されます。カードホルダーにはロッカーキーが付いているのが一般的です。大抵のコースでは、カードホルダーに記載の番号(ロッカー番号)を提示することで、現金の代わりにほとんどの料金精算ができるようになっています。
昼食やショップで買い物をする際、カードホルダーの番号と注文内容を紐づけることで、その場で財布を出さなくても、チェックアウト時にまとめて精算できます。以前はコース内の自動販売機はコインを用意しないとドリンクを買えませんでしたが、最近ではカードホルダーをICカードのようにかざして購入できるコースも増えてきています。
そのため、現金同様に貴重品として肌身離さず持ち歩くようにしましょう。また、紛失することがないよう、ラウンド中も厳重に管理しましょう。
受付でロッカーのキーとカードホルダーを受け取ったあとは、ロッカールームへ向かいます。当然ながら、ロッカールームは男女別れて設置されているため、夫婦やカップルでラウンドに訪れた際には、一度ここで行動を別にすることになります。
ロッカールームでは着替えをおこない、ラウンド後の着替えなど、プレーに必要がない物をロッカーに収めます。ラウンド中はロッカールームに戻ってくることが難しいため、忘れ物がないように確認しましょう。
財布などの貴重品はフロント周辺に設置されている貴重品ボックスに収めます。このとき、ボックスの番号や開錠に必要な暗証番号等を忘れないように注意してください。中にはラウンド中も財布を持ち歩く人もいますが、ランチ休憩の際、カートに財布を置きっぱなしにしてしまうリスクなどもあるので、特にビギナーは貴重品ボックスを活用したほうがベターです。
分からないことがあったら遠慮なくスタッフに質問
ロッカールームでの準備を済ませたら、続いてマスター室(キャディーマスター室)へ向かいましょう。ゴルフ場によって異なりますが、基本的にはマスター室の付近に最初に預けたゴルフバッグが並べられています。すでにカートにゴルフバッグが積載されている場合もあります。
プレー開始までの時間では、準備運動やストレッチをしてしっかりと身体をあたためておくことが大事です。
また、ゴルフ場には打ちっぱなし練習場が併設されていたり、プレー開始前にパターの練習ができるグリーンが設置されていたりするので、必要なクラブを持ってそうした練習に勤しむのも良いでしょう。
ただ、時間ギリギリまで練習するのではなく、プレー開始の10分前にはカートの付近で待機しておくようにしましょう。スタートが遅れないように時間を厳守することは、ラウンドにおいて非常に重要なマナーのひとつです。
ゴルフ場到着から着替えなどの準備、練習まで、常に時間には注意を払うようにしましょう。
ゴルフ場によって細かな手続きの仕方や流れは異なることもありますが、おおよそはこのような流れでラウンド開始までの時間を過ごすことになります。
ラウンド当日にスムーズな準備ができるよう、プレーまでの流れをしっかりと把握しておくことはもちろん、なにか質問や確認があれば事前にゴルフ場に問い合わせしておくのが良いでしょう。
初めてのラウンドでは分からないことがあるのは当然です。前出の女性Aさんも「偶然一人になったタイミングで場内アナウンスで名前を呼ばれ、どうしたら良いかわからず、フロントのスタッフさんに質問させていただきました」と話します。
「場内アナウンスで『マスター室にきてください』とアナウンスされました。そのときはゴルフバッグ関連のことで呼び出されたのですが、そもそもマスター室の場所も分からず、まだ着替えなどの準備中だったので、ちょっと焦ってしまいました」
「スタッフさんにアナウンスで呼び出された旨を伝えてどうしたら良いか聞いたところ、マスター室の場所や呼び出しの内容を分かりやすく教えていただくことができ、焦って行動しなくても問題ないことも分かりました。スタッフさんの接客はとても丁寧で、初心者であることを察してくれたことがよく分かりました」(Aさん)
もし、当日に分からないことがあった場合には、分からないまま手続きを進めるのではなく、遠慮なくスタッフに聞きましょう。
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