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- サボっていませんか? ゴルフはラウンド数より“練習頻度”が大事な納得の理由
「打ちっぱなしでたまに練習はしているが、なかなかラウンドに行けてない…」というゴルファーは多いかもしれません。どのくらいの頻度でラウンドを回ることが上達につながるのでしょうか?
練習とラウンドの比率は「5:1」ぐらいがベスト
ゴルフを始めたばかりのビギナーは「コースデビュー」を目標に、打ちっぱなしやショートコースなどを活用して練習をするでしょう。
初ラウンドは、ゴルフ場の受付からラウンド終了まで慣れないことばかりで、プレーに集中できずに終わってしまったという人もいるかもしれません。しかし、広大な自然の中でプレーするゴルフの楽しさや魅力を感じることはできるはずです。
初ラウンドを終えた後は、さらにいいスコアを目指して、練習とラウンドを重ねていくことになりますが、懐事情やゴルフに費やせる時間を加味すると、年間にラウンドできる回数は限られてくるという人が多いでしょう。
では、ビギナーやアマチュアゴルファーは、どれくらいのラウンドをこなすのが効率的な上達につながるのでしょうか?
レッスンプロの関浩太郎氏は、以下のように話します。
「ゴルフの上達という観点から言えば、ラウンドをこなしても上達しません。ゴルフは練習でしか上達しないので、お金で例えると練習は『貯蓄』であり、ラウンドは『消費』です」
「基本的に練習とラウンドの比率は『5:1』ぐらいがベストなので、練習を5回したら1回ラウンドが理想。少なくとも3回の練習に対して1回ラウンドくらいがいいでしょう」
では、練習量よりラウンド数が多くなると、どのようなデメリットが考えられるのでしょうか?
「ラウンドは『消費』なので、ラウンドばかりだとスイングが安定しなかったり変なクセがつきやすくなります。ラウンドで出た課題を練習で解決することにより、次回のラウンドで生かせるようになるというのが好ましいサイクルです」
「例えば、ラウンド中、左足下がりのショットがうまく打てない課題が見つかったとします。次のラウンドまでに克服するとしても、1~2回の練習でどうにかなるものでもありません」
「基本的には、500~1000球ほど打つ必要がありますし、場合によってはそれ以上の球数を要するかもしれません。野球やサッカーと同じで、試合ばかりしていても上達はしないというわけです」
ラウンドはこれまでの練習の成果を発揮する場所なので、練習の回数や時間を増やさない限り、いいスコアは出にくいと考えられるでしょう。
ビギナーはたくさんラウンドを回ってOK
しかし、ゴルフを始めたばかりのビギナーは、まずラウンドをたくさん回ってみるのも良い、と関氏は話します。
「最初のうちは『目土やグリーンフォークの使い方などのマナーを学ぶ』『スロープレーにならないよう、スムーズにラウンドするコツをつかむ』など、技術面以外で覚えることが多いですよね。それをラウンド回数を重ねて学んでおくのはいいと思います」
「そもそもビギナーは自分の課題をすぐに見つけることは難しいので、最初に集中的にラウンドして課題を洗い出してから、練習に没頭するという順序も悪くないと思います」
打ちっぱなしでショットの練習をする際も、ただやみくもに回数を打つだけでは効率的な上達につながりません。課題や克服したいポイントを理解して練習することが、上達への近道と言えます。
それなりにラウンドを経験しているのにスコアが伸び悩んでいる人は、練習への取り組み方や自身の課題を整理してみるといいかもしれません。
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