失明につながることも… プロでも出る“シャンク”をアマチュアはもっと注意すべき!

ボールが右斜め前の方向に行きよいよく飛び出す「シャンク」。プロでもまれに打つことのあるこのミスショットですが、重大な事故につながる危険性も秘めています。

シャンクが原因の失明事故が過去に何度も発生

 ところがゴルフ仲間や初対面の方とラウンドに行くと、シャンクが出たときにボールが直撃しそうな場所に立っている人がけっこういます。

 そうすると怖くて打てませんから、「そこには立たないほうがいいですよ。もう少し後ろに下がるか、木の陰に隠れてもらえませんか」とお願いします。

 シャンクが出ても同伴者に当たらなければ「シャンク27(3×9=27)」などとダジャレを言って、やるせなさをごまかすことができます。でも、シャンクを打って同伴者にケガをさせてしまったら笑い事では済みません。

 ゴルフ場関係者に話を聞くと、打球事故で最も気をつけてほしいのはやはり同組同士だそうです。距離が近いので出血事故や骨折事故、最悪の場合は失明事故や死亡事故になります。

 ゴルフ場で亡くなる原因は心筋梗塞とカート事故と落雷事故が多いですが、失明の原因はほとんどが打球事故です。シャンクしたボールが顔面に直撃して眼球が破裂することを想像するだけで悲鳴を上げたくなります。

 シャンクは突然出るものですし、本人も打ちたくて打っているわけではありません。フェアウェイでもラフでもグリーン周りでも、常にシャンクが出ることを想定して立ち振る舞いを考えたほうがいいです。

 また、シャンクを打った人を冷やかしたり、あれこれアドバイスしたりするのもやめたほうがいいです。打った本人が一番ショックを受けていますし、フェースで打ったつもりがネックに当たるのはほんのわずかなズレであり、その場で簡単に直るものではありません。

「自分もシャンクが突然出た経験があるから、その気持ち分かります」という目線を送りながら静かに見守るのが適切な接し方でしょう。

 シャンクはダフリ・トップよりもタチが悪いので、できればこの世からなくなってほしいですが、アイアンやウェッジの構造上の問題でゴルファーがシャンクの悩みから解消される日が訪れるのはあまり期待できそうにありません。

【写真】シャンクの応急処置! 正しい左腕の動きが身につく「両足閉じドリル」

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左腕を外旋する意識を持ちながら、両足を閉じた状態でハーフショットを行う
左腕を外旋する意識を持ちながら、両足を閉じた状態でハーフショットを行う
左腕を外旋する意識を持ちながら、両足を閉じた状態でハーフショットを行う
左腕を外旋する意識を持ちながら、両足を閉じた状態でハーフショットを行う
左腕を外旋する意識を持ちながら、両足を閉じた状態でハーフショットを行う
左腕を外旋する意識を持ちながら、両足を閉じた状態でハーフショットを行う
左腕を外旋する意識を持ちながら、両足を閉じた状態でハーフショットを行う
左腕を外旋する意識を持ちながら、両足を閉じた状態でハーフショットを行う
フェースが開いた状態でインパクトを迎え、ネック部分でボールをとらえるとシャンクが出る
フェースが開いた状態でインパクトを迎え、ネック部分でボールをとらえるとシャンクが出る
両手の位置が高くなってしまうと、フェースが開いて下りてくるのでシャンクになりやすい
左腕を外旋しないと、フェースが開いたまま下りてくる
左腕を外旋することでフェースを閉じよう
左腕を外旋することでフェースを閉じよう
左腕を外側に回す動きがあると、インパクトでフェースが開きにくくなる。ダウンスイングではフェースを下に向けた状態でクラブを下ろす
両足を閉じた状態でハーフショットを行うと、左腕を外旋するイメージを出しやすい
ネック部分に当たってしまう「シャンク」はレベルを問わず誰にでも起こる可能性のあるミスショット 写真:Getty Images
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