「知らない人から見られてるよ…」 ド緊張の“朝イチ”ティーショット 効果的な対処法とは?

朝イチのティーショットは「いろいろな人に見られるから気が重い…」と思うゴルファーも多いかもしれません。朝イチのティーショットを緊張せずに打つ方法は存在するのでしょうか?

朝イチのティーショットは「ミス」が当たり前?

 18ホールを回るラウンドの中で「朝イチのティーショットが一番苦手」というゴルファーも多いかもしれません。

朝イチのティーショットをミスして落ち込むゴルファーも多いはず 写真:AC
朝イチのティーショットをミスして落ち込むゴルファーも多いはず 写真:AC

 朝イチのティーショットは、他の組から見られるケースが多いので「ふがいないショットを見られたくない!」というプレッシャーや緊張から、ナイスショットを打てたことのほうが少ないというゴルファーもいるはずです。

 ちなみに、アメリカでは「マリガン」と呼ばれるローカルルールがあり、朝イチのミスショットを帳消しにできるというものが存在します。

 基本的には、気心の知れた仲間内だけで使用するものですが、それほど朝イチのティーショットはミスが起こりやすいということがうかがえます。

 しかし、日本にはプレーイング4が存在しますし、スロープレーの原因にもなり得るので、マリガンの使用は控えたほうが無難かもしれません。

 では、朝イチのティーショットを緊張せず打つためには、どのようにするのがよいのでしょうか?

 レッスンプロの関浩太郎氏は、以下のように話します。

「よく朝イチのティーショットは『今日のラウンドを占う』『朝イチのショットが悪いとすべての調子が狂う』などと言われているのを聞くことがあります。しかし、プロたちは、朝イチのティーショットが『その日の一番悪いショット』になると考えています」

「人に見られて緊張するのは、求められていない期待に応えようとしてしまい、ナイスショットを打たないと『恥ずかしい』と思い込んでいるからです」

「自分に期待しすぎず、どうせ悪いショットになるから、2ホール目、3ホール目から力を発揮できるように体を慣らすぐらいの気持ちで臨めば、気軽に打てると思います」

 また、朝イチのティーショットは体が温まっていないため、ナイスショットになりにくいことを理解していれば、それに応じた対策を取ることも可能であると関氏は話します。

「あえてクラブを短く持つ、フルスイングせず軽めに振る、スタンスを狭くする、狭いところギリギリを狙わず、ボールが曲がることを想定して広いところを狙う、といった対策を立てることができます」

「『ナイスショットを打たないといけない!』と思い込んでしまうと、クラブの選択肢もドライバーしかなくなってしいます。ミスショットになる確率が高いことを考えたうえで対策を立てることが、ナイスショットになる可能性を高めてくれるでしょう」

ラウンド前には必ずショット練習を

 さらに関氏は、ラウンド前にショット練習をしてから、朝イチのティーショットに臨むのがベターであると話します。

「ラウンド前のショット練習は必ずするべきだと思います。たまに、体を温めるためにも、ショット練習をしたほうがいいと考えているゴルファーがいますが、それだけなら素振りでも十分可能です」

「ショット練習をするのは『今日のミスしやすい傾向を把握する』ためです。ミスショットがまったく出ない、絶好調の日のほうが珍しいわけですから、必ずその日の出やすいミスを確かめてからラウンドに臨むのがいいでしょう」

 朝イチのティーショットは、あらかじめ自分のミスしやすい傾向を把握し、対策を立てたうえで臨むようにすると、気負いせずにリラックスしてショットができるようになるかもしれません。

【動画】朝イチのショットを成功に導く? 渋野日向子が実践する“ウォーミングアップルーティン”を実際の動画で
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