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- 「まぶしくてボールの行方がわからない!」 日本のゴルフ場に逆光ホールが多い理由とプレーのコツ
日が短くなった秋から冬のラウンドでは、ティーイングエリアが完全な逆光になり、ボールを見失うゴルファーが増加します。どうして逆光になるホールが多いか? さにら、逆光でのプレーをスムーズに進める方法をはあるのでしょうか?
秋から冬は西日がまぶしくてボールを見失いやすい
秋から冬にかけてゴルフ場で西日に向かってショットを打つ機会が多くなります。ラウンド終盤はグリーンを狙うショットがことごとく逆光というゴルフ場もあります。
ゴルフ場は基本的に光の入り方も考慮しながら設計されています。しかしゴルフのベストシーズンは春夏秋ですから、晩秋から初冬の太陽の位置はあまり考慮されていません。
また、日本のゴルフ場は設計の専門的な知識がない人が手がけている施設もありますから、そもそも逆光に向かって打つのを避けるレイアウトになっていないケースもあります。
なぜ“設計の素人”が関与しているかと言いますと、造成費用を抑えるためです。日本のゴルフ場の多くは1980~1990年代に造成されました。この時期に外国人設計家のロバート・トレント・ジョーンズJr.やピート・ダイ、プロゴルファーのアーノルド・パーマーやジャック・ニクラウスに設計を依頼するのが流行りました。
でも、彼らに設計してもらうには莫大な費用がかかりました。造成に多額の費用をかけたくないゴルフ場開発会社は、社長自らが設計図を作ったりしていました。
プロゴルフのトーナメントを開催するつもりがなければ、素人の設計でもそれなりに楽しめるゴルフ場を造ることはできます。ただし、光の入り方、風向き、水はけの問題などは配慮されていませんから、季節によって不都合が生じることもあります。
逆光でのショットはボールを打った瞬間に行方を見失います。また、ボールの行方を見失わないように顔が上がるのが早くなり、ミスショットが出る確率も高くなります。
ゴルフ場で逆光に遭遇しなくても、帰りの運転で強烈な逆光に見舞われることもあります。これに立ち向かう方法はサングラスをかけるしかありません。あるいは日没まで休憩し、まぶしさが解消されるのを待つのも選択肢の一つです。
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