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- 「しばらくゴルフはお休みします」 シーズンオフの“クラブ管理”一歩間違えればグリップ全交換!?
シーズンオフの冬は、ラウンドをなるべく控えるというゴルファーもいるかもしれません。長期間ゴルフクラブを使用しない場合など、保管する際にはどのようなことに気をつける必要があるのでしょうか?
注意すべきは「カビ」と「サビ」
冬は気温が低くなり体が動きにくくなることに加え、芝が枯れてライが薄くなることから、思うようなショットが打てず良いスコアを出すことが難しいかもしれません。
そのため、寒さが苦手なゴルファーや暖かい時期しかプレーしない人は、当分の間ゴルフをしないことになります。
当然ながら、練習場にも行かない場合は道具を長期間保管しておくことになりますが、ゴルフクラブを良い状態に保つためにしておくべきことはあるのでしょうか?
クラフトマン兼レッスンプロの関浩太郎氏は、以下のように話します。
「最も注意しなければいけないのは、カビとサビです。特にクラブのグリップはゴムでできているので、皮脂が付くとすぐにカビますし、スチールでできているシャフトやヘッドもサビてしまう場合があります。ただ、冬は湿気があまりないので、夏場ほど警戒する必要はありませんが、キレイな状態で保管しておくのに越したことはありません」
「具体的には、食器洗い用洗剤を含んだタワシでグリップを洗って、泡が残らないようにゆすいで拭きとります。しっかりと拭きとっても、湿気が残っていることも考えられるので、1日ぐらいは乾かしておくと良いです。シャフトやヘッドの汚れも拭きとっておくと良いでしょう」
ゴルフクラブのグリップは超重要!ゴルファーと唯一の接点であるグリップのすべて
さらに、ゴルフグローブやボールの保管方法については、次のように話します。
「グローブもグリップと同様に、皮脂が付いたままキャディーバッグ内に保管しておくと細菌が繁殖してしまいます。素材に適した方法でしっかりと洗濯をして、キャディーバッグから出した状態で保管しておくのがベストです」
「ゴルフボールは、当てると劣化が進みやすくなる紫外線が大敵なので、キャディーバッグ内で保管しても問題ありません。ただし、1年以上経過しているゴルフボールは劣化が進んでいるので、新しいものに買い替えたほうが無難です」
このように、長期間使用しないクラブやグローブは、手入れをしない状態で放置しておくと菌が繁殖してしまい、本来持っていたはずの性能を発揮できない可能性があります。
キャディーバッグは湿度の低い環境で保管を
また、夏場ほど気にする必要はないものの、直射日光の当たる場所にキャディーバッグを置くことは避けたほうが良いと関氏は話します。
「直射日光や高温の場所に置かないことはもちろんですが、クラブのグリップには手の脂が付着していることから、カビにとって絶好の繁殖場所になっています。湿度の低い環境で保管しておくことが大切です」
キャディーバッグは、日陰で湿度が低く風通しの良い場所に置くのが最適で、結露しやすい北側の壁際や台所、浴室の近くといった場所は避けたほうが無難でしょう。
さらに関氏は「シーズンオフが明けてゴルフクラブを使う際には、手入れをした状態で保管していても菌が発生している可能性があるので、濡れたタオルなどでグリップを拭いてから使用すると良いでしょう」と話します。
ゴルフクラブのグリップは超重要!ゴルファーと唯一の接点であるグリップのすべて
もし、何もせずに保管してカビが生えてしまった場合は、クラブすべてのグリップを交換しなければならない可能性もあるので、手間がかかるかもしれませんが、手入れは必ず行うようにしましょう。
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