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- プレーイング4まで4打以上かかる… ゴルフ場はもっと「超ビギナー」に優しくあるべき!?
特設ティーやワンペナ杭など、ゴルフ場にはプレーヤーを助けるためのローカルルールがいくつか存在します。しかし、本当の「超ビギナー」には、それらの救済ルールすらあまり関係がないことが多いようです。
チョロを打つと特設ティーすら使用できない
先日、アウト・イン4組ずつ合計8組のコンペの最終組でラウンドする機会がありました。前の組でゴルフを始めたばかりと思われる若い男性がプレーしていたのですが、ほぼすべてのホールでティーイングエリアからそんなに離れていない場所で2打目を打たなければならない展開になっており、かなり苦戦していました。
そのゴルフ場はほとんどのホールでティーショットがOBの場合、特設ティーから第4打でプレーするというローカルルールが設定されていました。しかし初心者のうちはティーショットがOBまで届きません。チョロやトップで数十ヤードしか飛ばないとボールがセーフゾーンに残ってしまい、そこから2打目を打つしかありません。
ゴルフ場はティーイングエリアからフェアウェイまでの間のラフでプレーヤーがボールを打つことを想定していませんから、ラフの芝生は長く、傾斜も急だったりします。
ティーショットをミスして動揺している上に、2打目も難しいライから打たなければならないわけですから、ミスが連鎖する可能性が高くなります。その結果、2打目を打っても3打目を打っても特設ティーに到達せず、1ホール10打以上のビッグイニングが訪れてしまいます。
ひと昔前のように「ティーショットを打ったらクラブを3本持って走れ」という雰囲気ではありませんでしたが、このような状況だと乗用カートに乗るタイミングがありません。あまりにも大変そうなのでゴルフをやめたくならないか心配になりました。
プライベートなラウンドであれば、ティーショットがチョロだった場合、ボールをピックアップして特設ティーから第4打でプレーするという特別ルールを適用することもできますが、コンペ形式で順位をつけるラウンドではそういうわけにもいきません。
表彰式で成績表を見たら、彼のスコアは前半73、後半63のトータル136打でした。後半に挽回したのはせめてもの救いでしたが、前半がダブルパーペース(プラス1打)、後半がトリプルボギーペースですから、喜びよりも苦労のほうが多いラウンドだったと思われます。
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