コース渋滞時こそゴルファーの本性が出る
最近は会社や仲間内などでコンペ開催ができる環境になりつつあり、人気コースは年末年始まで早くも予約が取りづらく状況になりつつあります。

当然、コース内での渋滞も多くなります。前の組についていけないスロープレーはもちろんNGですが、ティーイングエリアなどで前後の組が詰まってしまう「コース内渋滞」時のマナーも楽しくラウンドするためには知っておきたいもの。
周りのゴルファーを不快にさせる「残念なゴルファー」にならないために、最低限の渋滞マナーすら守れない「違反者」の例をいくつか挙げてみようと思います。
【残念なゴルファー1】 待ってる間にどこでもアプローチ
ゴルフ場にとってゴルファーはお客様。ですが最低限のマナーですら注意すると「逆ギレ」するゴルファーが多いのは非常に悲しいことです。
中でも自分たちのプレーを待っている間に「どこでもアプローチ練習」を始めるゴルファーは結構います。しかも「マナー違反者」の多くは、初心者ゴルファーではなくラウンド慣れしたベテランゴルファー。

アプローチ専用練習場を完備した名門コースで、クラブハウスから見えるティーイングエリアの手前でこの光景を見た時にはショックを受けました。ゴルフ場、特にコース管理の仕事をしたことのある人間の感覚からすると、景観を保つための場所がウェッジで削り取られるのは心が折れる思いがします。
前後の組が詰まっているコース内渋滞時も、ティーイングエリアでアプローチ練習するゴルファーが意外に多くいます。「ここのコース、ティーイングエリアが人工芝じゃん!」なんてことになっているのは、通常使用による消耗ではなく「残念なゴルファー」によって不必要にターフが取られ泣く泣く天然芝から換えたから、という話もあります。