前の組を無意識にあおってますよ! 混雑するゴルフ場に現れる「残念マナー」なゴルファーとは? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

前の組を無意識にあおってますよ! 混雑するゴルフ場に現れる「残念マナー」なゴルファーとは?

年末のゴルフ場は、コンペや打ち収めラウンドなどで混雑し、コース内は渋滞で待ち時間が長くなりそうです。進行を遅らせるスロープレーヤーはもちろん嫌われますが、前も後ろも詰まる渋滞時に前の組のゴルファーにも不快な思いをさせる「残念なゴルファー」もいるそうです。

コース渋滞時こそゴルファーの本性が出る

 最近は会社や仲間内などでコンペ開催ができる環境になりつつあり、人気コースは年末年始まで早くも予約が取りづらく状況になりつつあります。

腕前やスコアの良し悪し以前に、他の来場者やゴルフ場スタッフにも不快な思いをさせないことは最低限のマナー
腕前やスコアの良し悪し以前に、他の来場者やゴルフ場スタッフにも不快な思いをさせないことは最低限のマナー

 当然、コース内での渋滞も多くなります。前の組についていけないスロープレーはもちろんNGですが、ティーイングエリアなどで前後の組が詰まってしまう「コース内渋滞」時のマナーも楽しくラウンドするためには知っておきたいもの。

 周りのゴルファーを不快にさせる「残念なゴルファー」にならないために、最低限の渋滞マナーすら守れない「違反者」の例をいくつか挙げてみようと思います。

【残念なゴルファー1】 待ってる間にどこでもアプローチ

 ゴルフ場にとってゴルファーはお客様。ですが最低限のマナーですら注意すると「逆ギレ」するゴルファーが多いのは非常に悲しいことです。

 中でも自分たちのプレーを待っている間に「どこでもアプローチ練習」を始めるゴルファーは結構います。しかも「マナー違反者」の多くは、初心者ゴルファーではなくラウンド慣れしたベテランゴルファー。

キレイなコースをラウンドするためには、多くのゴルフ場スタッフの努力が注がれている
キレイなコースをラウンドするためには、多くのゴルフ場スタッフの努力が注がれている

 アプローチ専用練習場を完備した名門コースで、クラブハウスから見えるティーイングエリアの手前でこの光景を見た時にはショックを受けました。ゴルフ場、特にコース管理の仕事をしたことのある人間の感覚からすると、景観を保つための場所がウェッジで削り取られるのは心が折れる思いがします。

 前後の組が詰まっているコース内渋滞時も、ティーイングエリアでアプローチ練習するゴルファーが意外に多くいます。「ここのコース、ティーイングエリアが人工芝じゃん!」なんてことになっているのは、通常使用による消耗ではなく「残念なゴルファー」によって不必要にターフが取られ泣く泣く天然芝から換えたから、という話もあります。

【残念なゴルファー2】 前の組に不必要なプレッシャーをかける

【誰も教えてくれない】上司とのラウンドで役立つ「カートの上座・下座」を解説

画像ギャラリー

キャディー付きの場合は助手席が一番上座で後席真ん中が末席、セルフプレーの場合は運転席が末席で後席が上座
プレーの技量が影響しないスタートホールまでやインターバルの移動は一番若い方が運転すると良いでしょう
ゴルフ場でよく見かける4人乗りタイプ(G30Es) 写真:ヤマハ発動機
海外ではメジャーな2人乗りタイプ(YDRA1) 写真:ヤマハ発動機
ゴルフカートは左ハンドル
リモコン式のカートはリモコンか本体のボタンで発進・停止を行う
事故を起こさぬよう安全運転でラウンドを
腕前やスコアの良し悪し以前に、他の来場者やゴルフ場スタッフにも不快な思いをさせないことは最低限のマナー
キレイなコースをラウンドするためには、多くのゴルフ場スタッフの努力が注がれている
前の組がティーショットするとき、後ろの組が「すぐ真後ろ」で見届けるのは「不必要なプレッシャー」。残念なマナーはでしかない
1 2

最新記事