ティーチングスキルが伴わないコーチに注意!? ゴルフ業界の深刻な人手不足

　このところ日常生活で人手不足を感じる機会が明らかに増えました。夕食を食べるために飲食店に入ると、食べ終わった食器があちこちのテーブルに置きっぱなしの光景をよく見かけます。料理やドリンクの配膳を優先していると、食器の後片づけまで手が回らないのでしょう。

　そのような状況を目の当たりにすると、「料理が出てくるまでに果たしてどれくらい時間がかかるのだろう」と不安になり、別の店を探すこともあります。

「スタッフに新型コロナウイルス感染者が出て人員が確保できないため、本日の営業は○時で終了させていただきます」という貼り紙もよく見かけるようになりました。

　出勤予定のスタッフが体調不良で急遽欠勤すると、店長や社員が穴埋めしても対応できない状況に追い込まれてしまうようです。

　筆者は何年か前に登録した転職エージェントのプロフィールをほったらかしにしているのですが、転職エージェントから届くメールも直近1～2年でものすごく増えました。

　年明け早々にはヘッドハンターからの限定スカウトというメールが届き、何事かと思ってヘッドハンターと面談してみました。

　ヘッドハンターの話によると、今の日本は人手不足がかなり深刻な状況になっており、「お客様の年齢（48歳）でも仕事が見つかりますから、転職をご希望であればぜひご相談ください」とのことでした。

　ゴルフ業界の人と話をするときも人手不足のことはよく話題になります。ゴルフ場のコース管理部門などは特に人手不足が深刻なようです。

　ゴルフ業界は今、コロナ禍で始まったゴルフブームで活況を呈しています。ゴルフ練習場もゴルフ場も来場者が急増し、ゴルフスクールの入会者も右肩上がりで増えています。

　筆者が仕事場として利用しているコワーキングスペースの周辺にも2022年に新しいインドアスクールがオープンし、2023年2月にも別のインドアスクールが開業予定です。

　どんな施設なのか興味がありますから、無料体験レッスンやワンコインレッスンといったプランがあれば必ず利用します。そして、現在通っているスクールの内容および料金プランと比較します。結果的に今のゴルフスクールが最も費用対効果が高いので、かれこれ3年近く通い続けています。