パー3だから3打で上がらなきゃ…は気負いすぎ? 「100切り」「90切り」に手が届くラウンド前の“ひと工夫” | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

パー3だから3打で上がらなきゃ…は気負いすぎ? 「100切り」「90切り」に手が届くラウンド前の“ひと工夫”

「100切り」や「90切り」を目標に設定したものの、練習場でやみくもにたくさんボールを打っているだけでは、なかなか達成できません。目標達成のためには、どのようなことが必要なのでしょうか。

「自分なりのパー」をつくってラウンドへ

 ゴルフを始めたからには、まずスコア「100切り」を目標として打ちっぱなしで練習し、ラウンドを重ねるゴルファーも多いでしょう。

 100切りを達成したことのある人は全体の3割ほどと言われていて、数年かかってもできないゴルファーが多くいる一方、わずか3カ月程度で達成してしまう人も存在します。

目標スコアは人それぞれ
目標スコアは人それぞれ

 100切りを達成した後は「95」や「90」を切ることが目標となりますが、ゴルファー全体の3割以下しか達成者がいないことを考えると難易度は非常に高いと言えます。

 スコアを縮めていくためには、どのようなことが必要なのでしょうか?

 レッスンプロの山本昌夫氏は、以下のように話します。

「ラウンドのスタート前に目標とするスコアを設定して『自分なりのパー』をつくっておくことがオススメです。仮に目標スコアを『90』とすると、18ホールをボギーペースで回れば達成できるので『パー3は4打でパー』などと自分の中で変換します」

「そうすることで実際のパーがバーディーになったり、ダブルボギーでもボギーだったりと気持ちの面でラクになれます。やはり、ダブルボギーやトリプルボギーが出てしまうと、精神的にもダメージを受けてしまうことがあるでしょう」

「100切り、90切りにもう少しで届きそうなゴルファーは、それなりの技術を持っている人が多いものの、メンタル的な部分で崩れてしまうのが要因の一つなので、自分の中でパーをつくってコースを回るのは効果的です」

 山本氏がレッスンを行っている70代の女性は、実際に自分のパーをラウンド前につくることを習慣づけてから半年間で、ハンディキャップが40から32までになったそうです。

 また、山本氏はラウンド終了後に毎回必ず復習をすることが次にもつながると話します。

「プレーした当日にどのようなミスが多かったのか、パッティングは何打だったのかなど細かく分析します。特に、90切りを目指すのであれば、ハーフで18パット以下でないと難しいので、パッティングの数は必ず記入するようにしょう」

「さらに、アプローチで何回ミスしたのか、OBを何回打ったのかなどもしっかり把握しておくことがオススメです。重点的に練習するポイントも明確になるので、細かい部分までメモをしておくといいです」

自分のフォームチェックは必須
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