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- “野球=ゴルフ”になる可能性もあった!? 和製英語や漢字のゴルフ用語いくつ分かりますか?
日本でのみ通用する“和製英語”はあまたありますが、明治期から英国文化の象徴として輸入されてきたゴルフにも当然存在します。また、今はほとんど使われていないものの、ゴルフ用語を日本にローカライズしようという先人たちの努力の跡がうかがえる訳語も生まれました。あなたはいくつ分かりますか?
海外では通じない!? 日本オリジナルのゴルフ用語
英国で生まれたゴルフには、元来、日本にその概念がない用語があります。それらの外来語には主にカタカナ表記が用いられていますが、かつては日本語化が検討されたこともありました。
当時、ゴルフには「草球」という日本語があてられましたが、それはベースボールに「野球」という訳語を先に取られてしまっていたためだといわれます。「野球」は、「野(の)」の「球(ボール)」、すなわち「の・ボール(のぼる)」で、日本語訳をつくった正岡子規の本名が「のぼる」だった、という逸話もまことしやかに伝わっています。

今回はそのようなゴルフ用語の豆知識をご紹介します。
ゴルフのシーンでは、様々な省略語が定着しています。明らかな和製英語を、それと分かって使うには問題が少ないです。しかし、中には元の英語が誤用されている例もありますので注意が必要です。
例えば、「プレーファースト(Play First=最初に打つ)」が、正しくは「プレーファスト(Play Fast 早く打て)」の誤用だということは、よく知られていますね(個人的にはプレイと伸ばさないのがより相応しいと感じます)。
『痛快!ゴルフ学』(鈴木康之、杉山通敬、藤岡三樹臣/集英社インターナショナル)によれば、そのような「海外で通じない日本語のゴルフ用語」や国際的にも当初とは意味が変わった言葉は以下の8つに分類されます。いくつかの例と一緒にご紹介します。
1)和製省略語:ニアピン(Closest-to-the-hole Contest)、ドラコン(Long-drive Contest)の略。まれにドラコンをドラゴン(Dragon / 龍)との誤用する場合もありますね。
2)和製ゴルフ英語:ミドルホール(Middle Holeではなく、Par-4 Hole)など。距離の長いPar-4もLong Holeと呼ばれる可能性があるので要注意です。
3)発音の間違い:オナー(Honour / Honor)が正しく、オーナー(Owner / 持ち主)ではない。フォアー(Fore / 前)が正しく、ファー(Far / 遠く)でもなく、ましてやホアー(Whore / 売春婦)でもない。海外でプレーするときは間違いのないように特に注意してほしいです。
4)意味の取り違い:ハンディキャップを持っていない人に多い勘違いですが、ローハンデ(Low Handicap / ハンディキャップが少ない)がうまい人のことで、ハイハンデ(High Handicap)はハンディキャップの多い下手な人です。
5)混用:パターがよく入った(入るのはボール)、ドライバーが飛んだ(飛ぶのはボール)、ホールとコース(18ホールの1つ1つ、コースは18ホール全部)。隣のコースといったら、隣のゴルフ場のこと。
6)死語化:マッシーやニブリックなどのアイアンの呼び方をするのは、一部の愛好家だけになりました。これは死語というより慣用的な使い方ですが、ウッドはチタンやカーボン素材でもそう呼ばれます。
7)日本語のゴルフ用語:テンプラ(Sky)、池ポチャ(Splashed)。今や和食が世界的に親しまれ、Tempuraは海外にも通用しそうなので、逆輸出したいですね(笑)。
8)心得ておきたい用語:ボギーとパー(1960年まで英国では基準打数のことをBogeyと呼んだ。ゴルフが米国に渡り、基準打数をPar、1打多いのをBogeyと呼ぶようになり、それが世界に広まりました。
などなど、ゴルフ用語は奥が深いですね。とはいえ、誤用を同伴者にズバズバと指摘するのはスマートではありません。さり気なくフォローするのが丁度いいと筆者は思いますが、いかがでしょうか。
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