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- 世界のゴルファーとオンラインコンペが可能に!? 進化が止まらないゴルフカートナビのこれから
今やゴルフ場のマストアイテムになりつつあるカートナビ。残り距離の表示はもちろんだが、別組のスコアがリアルタイムで分かるリーダーズボード機能など、ゴルファーに役立つ機能が満載。そんなカートナビはこれからどんな進化を遂げていくのだろうか?
カートナビ登場のきっかけはバブル期のゴルフ人口増加への対応
今やゴルフに行くと約半数のコースで見ることができるカートナビ。登場当初はピンまでの距離だけが分かるものが主流でしたが、最近ではホール高低差や他の組のスコアがリアルタイムで表示される「リーダーズボード機能」など、かなり便利になりました。
そこで、最新のカートナビ事情を約1100コースで導入されている株式会社テクノクラフトの栂坂昌業社長にお話しを聞いてみました。

カートナビ開発のきっかけは大手ゼネコン会社から「ゴルフ場カートの運行管理システムを作って欲しい」という依頼だったそうです。バブル期ということもありゴルフ場のプレーヤーが増え、打ち込み防止などの安全配慮の必要性やキャディ不足でセルフプレーが増加していた状況でした。
開発は普及し始めていたGPSを用いて行いましたが、当時の誤差は100メートル単位、とてもゴルフ場では使えないものでした。その後、試行錯誤を重ね精度を向上させことに加え、タクシーで導入されていた業務無線のレジャー利用の認可が下りたことにより、緊急時の連絡手段確立にも成功しました。
そして1995年、栃木県の足利カントリークラブ多幸コースで初導入。当初は30コースで導入予定でしたが、バブル崩壊のタイミングと重なり1コースからのスタートとなったそうです。しかし体験会を行うと100コース程から問い合わせがあり、カートナビが必要な時代がくると強く感じたそうです。
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