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- 1コースに何本あるの? スコアアップにはあまり役に立たない「ゴルフ場の傘」にまつわる雑学
乗用カートには必ず4本備え付けてあるゴルフ場の傘。雨ゴルフでは大活躍しますが、それ以外ではほとんど注目されません。そこで「壊したら弁償するの?」、「どれぐらいの頻度で新しくしているの?」などゴルフ場の傘について関係者に話を聞きました。
経年劣化で破損した古い傘は弁償の必要はなし
先日、雨の日にラウンドしていたところ、同伴者が傘を差そうとしてもなかなか開かず、力を入れて開こうとしたら傘の柄の部分が折れてしまいました。ゴルフ場の傘が壊れるのを目の前で見たのが初めてだったので、少し驚きました。
故意に壊したわけではないので、弁償する必要はないだろうと思っていましたが、ゴルフ場のスタッフも傘が壊れるのには慣れているようで、「傘が折れちゃいました」と申し訳なさそうに伝えたところ、「新しい傘を補充しておきます」と何事もなく対応してくれました。
そもそもゴルフ場は傘を何本くらい所有しており、どのくらいの頻度で買い替えるのでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。
「傘は1台の乗用カートに必ず4本ずつ入れてあります。ウチのゴルフ場は乗用カートが60台ありますから、60×4で240本あります」
「それ以外に玄関やレストランなどに10本ずつくらい置いてありますから、だいたい270~280本所有しています」
「傘が破損した場合、修理できるものは修理します。ゴルフ場の傘はゴルフ場用品全般を取り扱っている専門商社で購入しますから、傘の修理も購入したところに依頼します」
「修理できなければ廃棄します。廃棄したぶんは補充しますが、1本単位で補充することはありません。10本とか20本まとめて補充します」
「古くなっても使えるうちは使いますから、基本的には壊れるまで使い続けます。定期的に買い替えることはありませんから、古いのを使いながら新しいのを補充していきます」
破損以外に傘の本数が減ることはあるのでしょうか。ゴルフ場の浴室のタオルやバスタオルは持ち去られることが多いようですが、傘の持ち去りもあるのでしょうか。
「傘の持ち去りはほとんどありません。ただ、雨の日の帰りに駐車場へ車を取りに行くとき傘を差し、その傘を助手席の足元や後部座席の足元に置いて、そのまま持ち帰ってしまうことがあります。近隣の方は家に着いてから気づいて、後日『ごめんなさい』と返しに来ることもあります」
ゴルフ場の傘はサイズが大きいので雨をしのぐ性能は高いですが、持ち手がストレートですから普段使いはそれほど便利ではないかもしれません。
ゴルフ用の傘はキャディーバッグに入れて持ち運ぶのに邪魔にならないように持ち手がストレートになっています。持ち手がストレートであれば傘と一緒にクラブを持ちやすいので、グリップを濡らさずに済みます。
でも、普段使いの傘で持ち手がストレートなタイプがそれほど普及していないということは、やっぱり持ち手が曲がっているほうが使いやすいということなのでしょう。
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