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- このクルマを見かけたら感謝!? 今やスコアメイクに不可欠なゴルフ場のGPSはどう測量してる?
ゴルフの距離測定器には、GPSタイプとレーザータイプとがあります。レーザー距離計は直接ピンなどの目標物にレーザーを照射して距離を計測する機器ですが、GPSタイプはどのようにして計測されるのでしょうか。「イーグルビジョン」シリーズでGPSによる高精度の距離測定器を日本中のゴルファーに提供している朝日ゴルフに聞きました。
コース改造が行われたら改修ポイントを再測量

ところで、画面に表示される正確なコース図の測量や作図は、一体どのように行なっているのでしょうか。
「日本には現在2250から2300のゴルフ場があります。当社では航空写真や衛星写真を元にした、すべてのゴルフ場の地図データを持っており、端末に各ゴルフ場のポイントデータが入っています。ポイントデータとは、各ホールのいくつかの地点、ティーイングエリア、バンカーの入口と出口、池の入口と出口、谷の入口と出口、ドッグレッグ、グリーンのフロントとセンターなどの緯度・経度情報です。GPSは地図データが命。ポイントデータが違うとすべてが狂いますので、当社は新しいデータを頻繁にアップデートしています。2グリーンを1グリーンに変更した、いくつかのバンカーを埋めてなくした、など改修工事が行われた場合は、高性能なGPS測定機器を持って現地で測量します」
「測量には、先ほどの“地点登録”を利用するのが主流です。例えば、バンカーが新設されたとすれば、バンカーの入口と出口で地点登録を行なってそれぞれ緯度・経度を割り出し、専用の機械で作図します。また、グリーンの改修工事を行って形状が変わったという場合は、1秒に1回“地点登録”を行なう器械を持ち、グリーンのカラー部分を一周歩いてトレースします。地点登録によって記録された“点”を線で結ぶと、グリーン形状を正確に作図できるのです。コースレイアウトについても、地図のゼンリンデータコムさんと協業していますので、かなり精度の高いものになっています」
かつては2400強、今でも2200以上のゴルフ場をくまなく確認し、常に地図データをアップデートしているのですね。人工衛星という最先端の科学テクノロジーだけでなく、江戸時代に17年をかけて日本全国を測量してまわり、正確な日本地図を作った伊能忠敬を連想してしまうような、まさに一歩一歩地道な作業をしていることに驚きます。
機能も年々進化しています。
「毎日変わるピンポジションを表示するのが“ピンポジ君”です。グリーンについては、これまでフロントエッジとセンターまでの距離が表示されるしくみでしたが、手前と奥とでは1クラブ、2クラブ違ってくることもあります。そこで、各ゴルフ場とその日のデータを共有し、プレーヤーが自分でダウンロードすることによって、例えば“左手前のカラーから5ヤード”といった詳細なピンポジションが表示される機能を開発しました。使用可能なゴルフ場は全体の4分の1ほどですが、これからデータを共有できるコースは増えていくと考えています」
“ピンポジ君”を使えば、グリーンを狙うクラブの選択がしやすくなり、スコアもまとまりそうです。副産物として“プレーファスト”に役立つともいいますから、ぜひ活用したいですね。
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