いつもより1時間~1時間半ほど早く家を出る想定で
ゴールデンウィークは「ゴルフ三昧!」とラウンドを楽しみにしている方も多いでしょう。ゴルフ場へは車で向かうことがほとんどですが、連休中は多くの人が出掛ける傾向にあるため、高速道路の渋滞が予想されます。

高速道路には渋滞が発生しやすい場所がいくつかあります。
無意識にスピードが落ちる「上り坂やサグ部」は注意が必要です。サグ部とは、下り坂から上り坂に差しかかるところを指します。ドライバーは緩やかな上り坂になっていることに気がつかず、車のスピードが自然と落ちていくため、後続車も速度を緩めてしまい渋滞が発生します。
インターチェンジやサービスエリア出口の「合流部」も上述と同じような理由で、本線に合流する際、走行車線にいる車がスピードを落としたり車線を変更することで後続車も速度を落とすため、渋滞が発生しやすいポイントです。
トンネルの「入り口」も渋滞が起こりやすい場所の一つです。トンネルに入る際、視界が急に暗くなったことで圧迫感があり、一時的にスピードを落としてしまう車がいます。この結果、後続車もブレーキを踏むことになるため渋滞が起こるのです。
事故渋滞など予測ができないケースもありますが、大型連休中は特に、余裕をもって到着できるよう、いつもより1時間~1時間半ほど早く出ておくと安心です。予定より早くゴルフ場に着いたとしても、ウオーミングアップや練習に充てたりと時間を有効に活用できるはずです。
また、ゴルフ場へ向かうルートを複数用意しておくのも対策の一つ。渋滞が予想される時間帯や地点を事前にチェックし、ルートを2~3つほど準備しておくと心強いでしょう。
万が一、スタート時間に間に合わなさそうな場合は、同伴者へすぐに連絡を。本来であればスタート1時間前の到着が望ましいですが、30分前の到着が見込めないことが分かった時点で連絡を入れましょう。
ギリギリまで連絡せずにいると、先にゴルフ場へ着いてる同伴者は状況がまったく分かりません。予定通りにスタートできるのか不安にさせてしまうことになるので、連絡を入れる際は自分の状況と目安の到着時間を伝えることが重要です。
いつも以上に混雑が予想されるゴールデンウィーク。待ちに待ったラウンド当日を迎えたものの、「想像以上の渋滞でスタートに間に合わなかった…」なんてことを避けるためにも、時間に余裕を持った行動が大切と言えそうです。