ショートカットを狙って大叩き! アマチュアができるドッグレッグの対策とは?

ゴルフ場には、「ドッグレッグ」と呼ばれるホールが存在します。アマチュアはどのように攻めていくのが正しいのでしょうか?

ドッグレッグホールでショートカットを狙うべきではない

 ゴルフ場には、コースの特徴を理解していないと大叩きをしてしまう難易度の高いホールが存在します。例えば、打ち上げや打ち下ろしのホールでは、高低差を加味した距離計算、池やバンカーが多く設置されているホールでは、ボールの落下地点を考えたショットをする必要があります。

コース設計家はドッグレッグでゴルファーのマネジメント力を試している 写真:unsplash
コース設計家はドッグレッグでゴルファーのマネジメント力を試している 写真:unsplash

 特にビギナーが苦戦しやすいのが「ドッグレッグ」と呼ばれるホールです。ドッグレッグとは、その名の通り「犬の足」が語源で、途中から左右のどちらかに曲がっているホールを指します。ティーイングエリアからはグリーンの位置を目視することはできません。

 レッスンプロの山本昌夫氏は、「ドッグレッグにはビギナーが引っかかりやすいワナがある」と話します。

「飛距離の出るプロの場合、ティーショットからグリーンがある方向に山や林を越えて、ショートカットして打っていきます。アマチュアの人たちも、そのようなイメージを強く持っているので、プロをマネて右に曲がっていれば右側、左に曲がっていれば左側に打ってしまいがちです」

「しかしショートカットする方向には、バンカーや強い傾斜地などトラップが仕掛けられていることが多いです。そもそも山や林を超えることができずOBになる可能性が高いので、進行面を考えてもショートカットを狙うのは避けるべきです」

 コースの設計家は、ドッグレッグでゴルファーのマネジメント力を試しているそうです。思惑通りにショートカットを狙ってしまうと、スコアを大幅に落とす可能性があります。

ビギナーは安全に広いところを狙ってショットする

 ではドッグレッグホールは、どのように攻めるのが正しいのでしょうか。山本氏は以下のように話します。

「セオリーとしては、曲がっている方向ではなく真ん中から外側を狙っていきます。真ん中もしくは外側方向は、広くOBになりづらいほか、バンカーが少ないなどメリットがあるように作られているので、2打目を打ちやすいところに置くことができます」

狭いドッグレッグコースはフェアウェイウッドやユーティリティーを選択する
狭いドッグレッグコースはフェアウェイウッドやユーティリティーを選択する

「2打目以降は、ピンの位置や障害物のロケーションを確認しながら打つことができるので、トラップを回避することもできます」

「私が生徒さんにレッスンするときは、右に曲がっている場合は右側、左に曲がっている場合は、左側にティーアップするようにと教えます。曲がっている方向にティーアップすると、物理的にショートカットしづらくなるので、広い真ん中から外側に思い切ってショットすることができます」

 パー以上を求めるプロや上級者の場合は、リスクを負ってショートカットを狙っていきますが、ビギナーは安全に攻めたほうが結果的にスコアは良くなりそうです。

 ドライバーで飛距離の出るビギナーや、短いドッグレッグホールの場合は、真ん中から外側をドライバーで狙うと林を突き抜けてしまうこともあるので、フェアウェイウッドやユーティリティー、ロングアイアンを使用してティーショットを打ったほうがいいケースもあります。

 このように、コースマネジメントの仕方が分かってくると、より深くゴルフを楽しむことができるので、ラウンドする際に実践してみてはいかがでしょうか。

【写真】ショートカットを狙ってバンカーに落ちたら実践! バンカーのならし方、レーキの置き方

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レーキをかける場合は柄をなるべく平行にしてならす 写真:Getty Images
レーキはバンカーの外に置くのが最も一般的 写真:AC
バンカーの内側にフチと平行に置くパターン 写真:AC
レーキのヘッドをバンカー内に入れ、柄の部分をフチと垂直に置くパターン 写真:AC
コース設計家はドッグレッグでゴルファーのマネジメント力を試している 写真:unsplash
狭いドッグレッグコースはフェアウェイウッドやユーティリティーを選択する

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