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- 勢いでキャディーバッグと一緒に渡してしまった… スタッフに手荷物の預かりを断るのはマナー違反?
「手荷物どうされますか」と聞かれて、必要なものが入っているにもかかわらず下ろしてしまった経験がある人は少なくないでしょう。手荷物はキャディーバッグと一緒に下ろすのがマナーなのでしょうか?
手荷物は預けなくてもマナー違反ではない
ゴルフ場に到着したあとは、そのまま駐車場に向かうのではなく、クラブハウス前に停車し、キャディーバッグと手荷物をゴルフ場のスタッフかキャディーに下ろしてもらいます。
キャディーバッグは車からすぐに下ろされますが、「手荷物はよろしいですか?」と尋ねられます。とっさの出来事にうまく対応ができず、貴重品やスマートフォンが入ったものを下ろされてしまった経験があるビギナーは多いかもしれません。
手荷物を下ろす人も多いので、「キャディーバッグと手荷物は一緒に下ろさないとマナー違反なのかも……」と不安な思いにもなります。
キャディーバッグと手荷物は、必ず一緒に下ろすのがマナーとなっているのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。
「ゴルフ場のサービスでキャディーバッグ以外にも、ボストンバッグやトートバッグなどの手荷物があれば下ろして預かっているだけなので、断ったとしてもマナー違反にはなりません」
「もし断る場合は、『自分で持っていくので大丈夫です』と親切に伝えましょう。手荷物を下ろしてもらいたい場合は、助手席や後部座席に置いておくのではなく、キャディーバッグと一緒にラゲッジに置きます」
手荷物の中身が見えるようなタイプは、中身を整理整頓しておくとスタッフやキャディーに見られても恥ずかしくありません。
手荷物と貴重品を入れる小物入れは分けて持つ
また飯島氏は、手荷物と貴重品を入れる小物入れを分けて持っていくと安心できると話します。
「最近では、ゴルフシューズが収納できるような便利なバッグも増えているので、着替えやゴルフに必要なものを入れるものと、貴重品やスマホなど肌身離さず持っていたいものをいれる小物入れを分けるのがオススメです」
「ゴルファー全体で見ると、手荷物を下ろす人が多い印象なので、安価なものを探して、ひとつ持っておくと便利かもしれません」
ゴルフ用のボストンバッグやトートバッグは、5000円以内で購入できるものもあります。ゴルフ場によっては、リュックをドレスコードで禁止しているので、手荷物として利用する際は、事前にウェブサイトで確認しましょう。
預けた手荷物は、クラブハウス入り口付近の荷物置き場にあります。ゴルフ場によっては、位置が分かりづらいこともあるので、見つけられない場合は受付スタッフに確認しましょう。
似たようなバッグを利用している人がいる場合は、取り違えが起こる可能性もあるので、ネームプレートを付けると良いかもしれません。
ラウンド終了後、手荷物とキャディーバッグをクラブハウスに置いた状態で、車を取りに行くと共用部に置き忘れることもあるので注意しましょう。
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