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- 「昼食別」プランで食事が2000円超じゃガッカリ… ゴルフ場レストランの値上げはまだまだ続く?
様々なものが「値上がり」している昨今、ゴルフ場も例外ではなくプレーフィーからレストランの食事まで軒並み価格が上昇しています。材料費や人件費の高騰が続く限り、この値上がり傾向は続くのでしょうか?
プレー料金を安く見せるため昼食別プランのゴルフ場が増えてきた!?
ゴルフ場のプレー料金はコロナ禍以前、昼食つきプランが主流でしたが、このところ昼食別プランが増えてきました。
5月にラウンドしたうちの2回が昼食別プランでした。レストランでメニューを開くと、一番安い料理でも1500円オーバーです。その時点でげんなりしました。
1回目は1650円の担々麺、2回目は1880円のまぜそばを食べました。味はおいしいのですが、金額に見合った料理とは思えません。街中だったら同水準の料理を2回食べることができます。

ゴルフ場という施設は大勢の人が訪れているように見えますが、1日の来場者は18ホール営業で50組200人程度です。つまりレストランの注文は1日200食しかありません。200食を作るために厨房があり、料理を作るスタッフと、注文を取って料理を運ぶスタッフがいます。
最近はタッチパネル式オーダーシステムや配膳ロボットを導入する施設も増えてきましたが、人件費や設備投資費用を稼ぐために、このような価格設定でないと営業が成り立たないとゴルフ場関係者は口をそろえます。
ゴルフ場のレストランが高いのは昔からですが、1990年代はもう少し安く、カレーライスやラーメンが1300円前後でした。そのくらいの価格帯であれば「ゴルフ場だし、まあしょうがないか」といいながら食べていました。
2000年代に入ると民事再生法の施行によってゴルフ場の経営交代ラッシュが起こり、約2400コースのうち約600コースが法的整理を受けました。
ゴルフ場運営会社のPGM(パシフィックゴルフマネージメント)とアコーディア・ゴルフはいずれもこの時期に設立された企業です。
大手2社が主導となって日本のゴルフ場はセルフ化が進み、プレー料金の値下げ競争が起こりました。平日セルフ4000~5000円という料金のゴルフ場が出てきたとき、「プレー代は安いのにレストランが高すぎる」という声が上がりました。
そこでゴルフ場はプレー料金と昼食代をセットにして平日セルフ5000~6000円といった昼食つきプランを打ち出しました。ゴルファーが昼食つきプランを支持したため、多くのゴルフ場が昼食つきプランを導入する流れになりました。
ところが近年のゴルフブームによってゴルフ場の需要が急増しました。ゴルフ場はここぞとばかりに値上げに踏み切りましたが、今度は「プレー代が高すぎる」という声が出てきました。
するとゴルフ場はプレー料金を安く見せるため昼食代をはずし、従来よりも1000~1500円安い料金をゴルファーに提示するようになりました。
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