- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- ビギナーは自分のことで精いっぱい…同伴の上級者に求められる“振る舞い”とは?
長年ゴルフを続けていれば、経験の浅いビギナーとラウンドする機会もあるでしょう。ゴルフ歴が長いからといって横柄な対応をしてしまうと、せっかくのラウンドが台無しになってしまうこともあります。ビギナーとのラウンドではどんなところに気をつけるべきなのでしょうか。
打球の行方やクラブの選択をサポート
ゴルフ上級者であれば、会社のコンペなどでビギナーとラウンドする機会もあるでしょう。そんなときは上級者がビギナーをスマートにサポートして、良好な関係を築きたいところです。
ビギナーの場合、ティーショットで放ったボールの行方を見失ってしまうことがしばしばあります。上級者は相手が打ったボールの行方をしっかりと見ておき、飛んだ場所を教えてあげると親切です。万が一、林の中などに入ってしまって困っている様子であれば一緒に探してあげましょう。
コース内の移動はゴルフカートで移動することが一般的です。近年はリモコンやボタンで操作できる電動カートを導入しているゴルフ場も増えましたが、手動での運転が必要な場合もあります。
ビギナーはコース内の運転に慣れていないことも多いので、上級者が率先して運転しましょう。スロープレーを防ぐためにも、操作に慣れている人や少ない打数で進められる人がカートを運転したほうがベターです。
また、カートを移動させたら状況に応じて必要そうなクラブを持って行ってあげると好印象を与えます。必要なクラブが手元に無いときにカートまで取りに行くのは時間もかかって結構大変ですし、ビギナーからすると「お願いして持ってきてもらうのも申し訳ない」という気持ちを抱いているでしょう。
ビギナーはラウンド中なかなか余裕を持てず、数打先に打つクラブのことまで考えるのは難しいはずなので、まずは、どのクラブが必要か声がけをしてあげるだけでもよいでしょう。
カップイン後にもポイントがあります。コース内で最も忘れ物が多い場所は、グリーン周りと言われています。
アプローチで使ったクラブをグリーンのそばに置いてパッティングをし、カップインした後に置いたクラブの存在を忘れ、そのまま次のホールに行ってしまうことが意外と多いのです。自分が先にパッティングを終えたときは、相手がクラブを忘れないように注視しておきましょう。
ストイックな振る舞いは避けるべき
プレー中に気をつけるべきポイントは、ストイックすぎる振る舞いをしないことです。スコアを追い求めるあまり、自分の世界に入り込んでしまうのは避けたいところ。
ミスショットをしたときに文句をつぶやいたり、ネガティブな発言をすることも控えましょう。ビギナーはそういった言動に特に敏感なので注意してください。
ビギナーとのラウンドで一番のNG行為は、ラウンド中にレッスンをしてしまうことです。その場でいきなりスイング指導をしてもすぐに上達する可能性は低いので、それよりも「進んでるから大丈夫!」「ナイスショット!」とポジティブな声がけをしてあげましょう。
最初のうちは特に、技術的な面よりも「ゴルフが楽しい!」と思ってもらえる環境をつくってあげることのほうが大切です。こちらから一方的に教えるのではなく、相手から質問されたときに丁寧にアドバイスをしてあげるのが上級者のあるべき姿でしょう。
自分のプレーだけに集中するのではなく、ビギナーへのサポートもしながらラウンドすることが上級者に求められる振る舞いであると言えそうです。
最新の記事
pick up
ranking