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- ゴルフ場で“雷”に遭遇…「この程度なら大丈夫でしょ!」は最も危険な思考
ラウンド中にゲリラ豪雨や雷に遭遇することもあるでしょう。自分の体を守るためにも、正しい対処法を知っておきたいところです。
雷の音が聞こえてきたらすぐさまプレーを中断
ゴルフは自然との戦いでもあります。プレーに支障をきたすほどの大雨や強風でなければ問題はありませんが、ラウンド中にゲリラ豪雨や雷に見舞われる可能性もあるため、正しい対処法を知っておかなければなりません。
ラウンド中にゲリラ豪雨や雷に遭遇したら、直ちにプレーを中断してください。このように天候が急に崩れた場合、カートに乗ってクラブハウスに戻る余裕はありません。ゴルフ場には2~3ホールごとに「避雷小屋」が設置されているので、そちらへすぐに向かいましょう。
とはいえ、近くに避雷小屋がないケースも考えられます。そのような場合であっても、安易にカートに乗ったり木の下に避難するのは大変危険です。
特に、雷の音が聞こえてきた際は、より注意が必要です。まずは、伝導性のあるゴルフクラブを体から離してください。
雷の音が聞こえる範囲は10キロ前後ですが、雷雲の直径は15キロほどにもなると言われています。つまり、音が聞こえたら自分の体にいつ雷が落ちてもおかしくありません。
雷が鳴った場合、ゴルフ場から避難指示が出されます。繰り返しにはなりますが、「まだプレーできる」とは思わず直ちに避雷小屋へ移動してください。
また、「木の真下に行けば多少の雨風をしのげる」という考えはやめましょう。一般的に雷は高いところに落ちやすい性質のため、高い建物がないゴルフ場は木に落雷する可能性があります。
木の真下に避難してしまうと雷が木を伝って体に届く恐れがあるので、やむを得ず木の下に避難する場合は、木の幹から4メートル以上離れるようにしてください。
また、バンカーも避難場所の一つになります。頭をなるべく低くして耳をふさぎ、しゃがみこむ体勢をとりましょう。その際、両足のカカトをつけておけば、万が一地面に電流が流れても、体内に流れることなく足から逃がすことができるのです。
天気の急変で悪天候に見舞われた場合でも、パニックにならないようあらかじめ避難場所や対処法を頭に入れておくことが大切です。
天候はコントロールできるものではありません。ゴルフは自然を相手にするスポーツでもあることを忘れず、正しい知識を持って行動できるようにしましょう。
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