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- 「暑い日はボールが日陰に飛んでいく」は気のせいじゃない!? 夏ゴルフあるあるの真相とは?
「冬場より夏ゴルフの方が日陰にボールが飛んでいくような…」、「暑い日は池に落とす確率が高いような…」などのゴルフあるある。そんな疑問をプロが技術的に説明してくれました。
日差しが強い日はなぜかボールが日陰や水の中に飛んでいく
暦の上では夏になり、日差しが強い日が増えてきました。30度を超える真夏日、35度を超える猛暑日になると、ラウンド中に滝のような汗が流れ出します。水分補給をしながらプレーしていても、頭がクラクラすることがあります。
そんな天気の日にラウンドする際は、乗用カートを停止させるとき、なるべく日陰を選ぶことが体力温存のコツになります。
前の組がティーショットを打ち終えるのを待つ場面では、少し離れた日陰にカートを停めて涼みます。
自分たちの組がティーショットを打ち終えてからは、同伴者の中で最も後方でプレーしている人の位置に合わせてカートを動かすのが基本です。しかし、日なたにカートを停めるとシートが熱くなるので、近くに日陰がそこに停車させます。
グリーン周りでカートを停止する際も、停止位置に日差しがギンギンに当たっているようであれば、少し手前の日陰に停めたほうがいいです。
こんなふうに日陰を探しながらラウンドしていると、不思議とボールも日陰に飛んでいきます。それがなぜなのかずっと疑問に思っていたところ、昨夏のラウンドレッスンのときにプロゴルファーから聞いた話でようやく謎が解けました。
「日陰を探しているということは、日陰に目を向けているということですよね。人間は目で見て安心するほうに体を向ける習性がありますから、ボールが日陰に飛んでいくのであれば、体がその方向に向いているのだと思います」
「それと同じで、夏場は池にボールが入りやすいという人がいます。それは池の水を見て、『涼しそうだな』、『水の中は気持ちよさそうだな』と感じているからだと思います。池を避けるべきハザードとして見ておらず、涼しく感じる対象物として見ている時点で、体はそちらを向きます」
「いずれもスイングではなく、アドレスのエラーが原因でボールが日陰や水の中に飛んでいると思われます」
そういわれると、確かにそうかもしれません。冬場は日陰を探すことはありませんし、池の水を涼しそうと感じる気持ちも皆無です。
冬場のショットが安定するのは、フェアウェイでもラフでもそんなに変わらないという見た目の安心感が大きいのかと思っていましたが、夏場は目線のイタズラでアドレスが乱れている可能性があると聞き、今夏はその点に注意しながらラウンドしています。
ボールがフェアウェイに飛ばないのはまぶしいから?
逆に、夏場のラウンドでまぶしくて目をそらしてしまいがちなのがフェアウェイとバンカーです。フェアウェイは基本的に日差しをさえぎる物が何もありませんから、日差しがガッツリ当たっています。
バンカーも日差しが砂に当たって反射し、キラキラと輝いて見えます。遠くから見ると「キレイだな」と感じることもありますが、近くで見るとまぶしくて目をそらします。
バンカーは避けるべきハザードなので目をそらしても問題ありませんが、フェアウェイから目をそらすのは好ましくありません。なので、フェアウェイの狙いどころを定めたら、ボールの近くにスパット(目印)を探し、そこに向かって打ち出すことに集中するのが真っすぐ打つコツだそうです。
ゴルフ場では練習場と同じようにボールを打つのが難しいですが、その原因はスイングのエラーとは限りません。
アマチュアはアドレスのエラーが原因でミスショットが発生することのほうが多いらしいので、いろんな景色の中でショットを打ちながら、どんなときにどんなミスが出やすいのかというパターンを見つけるとトラブル回避に役立つようです。
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