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- 昔に比べてラフが長くなってない!? 夏ラフあるあると上手なボールの見つけ方とは?
芝生が元気な季節になると、ゴルファーを苦しめる「ラフ」。最近は人手不足が影響しているのか、少し傾斜しているような場所の芝刈り頻度が減っているゴルフ場が増えた気がします。
ラフに入るとボールがゴロゴロ出てくるが自分のだけ見つからない
梅雨に入り雨量が増えてきたので、ラフの芝生が勢いよく伸びてきました。
ひと昔前のゴルフ場はラフを短く刈るのが主流でした。そうしないとセルプレーではボール探しに時間がかかり、渋滞が発生するからです。
ところが最近は人手不足の影響なのか、それともラフを刈るペースよりも芝生の成長スピードが上回っているのか、ラフが長いゴルフ場が増えた気がします。フェアウェイの両サイドのラフはそれなりに短く刈っていますが、それよりも外側の傾斜地のラフは伸ばし放題です。

ゴルファーは傾斜地にボールが飛んでもセーフゾーンであれば探しに行きます。しかしラフが長いので芝生を足でかき分けながらボールを探すような状況です。そうすると自分のではないボールがゴロゴロ出てきます。
しかし、肝心の「自分のボール」はなかなか見つからないこともあります。「他人のボールがこんなに見つかるなら、自分のボールも見つかってくれたっていいのに」と思うのですが、なぜか自分のボールだけが見つからずにイライラします。
筆者はラフに入ったボールを見つけるのが得意なほうです。キャディーつきプレーが主流の時代にゴルフを始めたこともあり、ラフに入ったボールを見つけるコツをキャディーさんに教わりました。「あの大きな木の真下のライン」といった具合に、探す目印をピンポイントに覚えておくと、見つかる可能性が高くなります。
なので同伴者のボールがラフに入ったときはすぐに駆けつけ、ボールを発見して感謝されます。
それなのに自分のボールが見つからないときは、探す目印の設定が悪かったのだと割り切り、潔く諦めます。
ラフに入ったボールは一度見つけても見失うことがある
ラフに入ったボールがやっかいなのは、一度見つけてもクラブを取り替えようと思ってカートに戻ったり、グリーンの方向を確認しようと思って目を離したりしたスキに見失うことがある点です。
一度見つけたボールを見失わないコツは、遠くから見ても分かるように目印を置いておくことです。クラブを取り替えるのであれば、取り替える前のクラブをボールのそばに置いておく。グリーンの方向を確認するのであれば、キャップを脱いでボールの近くに置いておくと見失わずに済みます。

ただ、個人的な好みをいえば、セーフゾーンならラフをもう少し短く刈っておいてほしいと思います。アマチュアはティーショットがフェアウェイに飛ぶ確率がプロに比べて格段に低いですし、左右の傾斜地に飛ぶことはしょっちゅうあります。
傾斜地で、しかもラフが長いとなると、アマチュアはどうしたってうまく打てません。ウェッジでボールをかき出し、フェアウェイに戻すしかありませんが、上手にコンタクトできないと次打もラフから打つハメになります。
ゴルフはいいショットにご褒美を与え、悪いショットに罰を与えるスポーツだということは分かっていますが、今の日本はビギナーがゴルフ場に足を運び始めているタイミングです。
ただでさえバンカーや池などのハザードが待ち構えているのに、セーフゾーンにもかかわらず傾斜地で長いラフという二重の罰を与えるのはやりすぎな気がします。
「真っすぐ打つ練習をしろ」といわれるかもしれませんが、練習場のようにはいかないのがゴルフというスポーツでもあります。初心者がゴルフを楽しいと感じるセッティングで営業してくれるゴルフ場が増えてほしいと願う今日このごろです。
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