動画レッスンも“浮気”はNG!? 最短で上達するためにビギナーのうちから意識するべきこととは?

効率的に上達するために、ビギナーのうちから意識すべきことには、どのようなものがあるのでしょうか。

さまざまなレッスン動画を見るのは逆効果

 ゴルフ歴が長くなればなるほど、経験や知識が蓄積されていくので「ゴルフをはじめた当初から、〇〇を意識して練習していればもっと効率的に上達できたのに……」と感じる人は少なくないはずです。

 ゴルフは非常に奥深いスポーツなので、ビギナーが独学で上達するのは難易度が高いです。ビギナーのうちから最低限意識すべきことについてレッスンプロの山本昌夫氏に話を聞きました。

レッスン動画は一人に絞って視聴する 写真:AC
レッスン動画は一人に絞って視聴する 写真:AC

「まず、さまざまなスイングに関する知識を入れ過ぎないことです。昨今では、YouTubeやインスタグラムなどのSNSで気軽に有名レッスンプロの動画が無料で見られるようになりました」

「そのため、多くのアマチュアは『今日はこのレッスンプロの動画を見よう』、『最近、この人が有名だから見よう』と次から次へと異なるレッスン動画をみています」

「いろいろな情報を入れ過ぎてしまうと、『この人はバックスイングで右手を引けといっていたけれど、あの人は引くなといっていた』と、なにが正しいのかわからなくなってしまいます」

「レッスン動画の正しい見方は、一人のレッスンプロを決めてそれ以外は見ないことです」

「さまざまなプロのアドバイスを部分的に取り入れるのではなく、半年から1年間は一人にフォーカスして練習することが大切です」

 同じ事柄を話していたとしても、レッスンプロによって言い方や伝え方が異なります。専門用語が出てくることもめずらしくないので、教わる側にも一定の知見が必要です。

 ビギナーは知識が少なく情報の取捨選択をすることが難しいからこそ、一人のレッスンプロに絞って見続けることが上達への近道といえそうです。

調子が悪いときは練習をスパっとやめる

 さらに山本氏は、「調子が悪い時は無理に練習をしてはいけない」と話します。

「アマチュアは、調子が悪くボールが当たらなければ、打てるようになるまで続けますが、逆効果です。実力がないからボールが当たらないのではなく、疲労によって体のバランスが崩れていることも考えられます」

調子が悪いときはだらだら練習を続けない 写真:AC
調子が悪いときはだらだら練習を続けない 写真:AC

「調子が悪い時に打てるようになってしまうと、今度はいいときに全然打てないスイングになってしまう可能性があります」

「調子が悪いときはスパッと練習を辞めることも大切な考え方で、プロも実践しています。ビギナーのうちから知っておくと、ボール代を含めムダ打ちをしなくて済みます」

 調子がいいときは100球以上打つ、悪いときは20~30球で終わるぐらいが良いそうです。

 さらに山本氏は、「パターの上達はスコアを縮めるうえで必要不可欠なので、なるべくパターマットなどを購入して毎日練習すると、大きな成果が得られる」と話します。

 スイング幅とボールの転がり具合を確認しながら練習することで、正確な距離感を身につけることができます。

 これからゴルフを始める人は、一つの動画にフォーカスして視聴することや、パター練習を取り入れると最短でゴルフが上達できるかもしれません。

【写真】ビギナーはパターから! 1円玉を使ったパッティング練習法

画像ギャラリー

パターを吊るして持ち、ティーの先端でフェース面を突っついてみる。ヘッドがブレないポジションがパターの芯
パターの芯から左右1センチ程度離した位置に1円玉を貼ってパット練習。芯で打つストロークが身に付く
1円玉に当てないように振ると、ヘッドの動きが乱れやすい。スムーズにストロークすることを最優先させると、結果的に芯に当たりやすくなる
1円玉を貼らず、トゥ側とヒール側にボールなどの障害物を置くだけでもOK。障害物に当たらないようにストロークする
レッスン動画は一人に絞って視聴する 写真:AC
調子が悪いときはだらだら練習を続けない 写真:AC

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