下部ツアーとも違う「ミニツアー」って何? インフルエンサーが立ち上げた「サステナブルゴルフツアー」が目指すもの

インフルエンサーの加藤陽(かとう・みなみ)さんが、自身が主催するゴルフのミニツアー事業である「サステナブルゴルフツアー」をお披露目するため、コンペを開催しました。「サステナブルゴルフツアー」はどのような取り組みなのか、またそのツアー開催の目的も踏まえてお送りします。

インフルエンサーの加藤陽さんがコンペを開催

 インフルエンサーの加藤陽(かとう・みなみ)さんが主催するコンペが2023年12月6日、千葉市緑区の平川カントリークラブで開催されました。その中で加藤さんは、自身が行うゴルフのミニツアー事業「サステナブルゴルフツアー」の取り組みの内容と、その開催目的を語りました。

「サステナブルゴルフツアー」の主催者であるインフルエンサーの加藤陽さん
「サステナブルゴルフツアー」の主催者であるインフルエンサーの加藤陽さん

 まず、今回のコンペ開催の目的として、加藤さんは「サステナブルゴルフツアー事業展開のローンチ」「ゴルフメディア、インフルエンサーへのPR」「お世話になっている方々へ、感謝の気持ちを込めたコンペ」の3つを挙げました。

 加藤さんが行う「サステナブルゴルフツアー」事業は、企業の社会貢献とスポーツ振興、イメージ向上につながるミニツアーを開催し、将来ツアープロとしての活躍を目指す若手ゴルファーが経験を積み、技術向上を目指す場を提供するものとのことです。コンペ当日に加藤さんが公開した資料によると、プロのレギュラーツアーはプロゴルファーの約4%~5%程度しか出場できず、対してミニツアーには80%以上の選手がいるといいます。一方でミニツアーは大手企業が参入していない「未開拓な市場」だといいます。

 加藤さんはミニツアー事業を立ち上げるために2023年7月、「MINAMIGOLF株式会社」を設立しました。

企業の社会貢献とスポーツ振興を推進し、若手ゴルファーを応援

 コンペの表彰式に集まった人々の前で加藤さんは「ゴルフをする人の中でもあまり知られていないミニツアー市場が、将来プロを目指す若手ゴルファーが活躍する舞台として可能性を秘めた市場であると注目しています。われわれが光を当てていきたい対象となるゴルファーは約3000人。彼らが抱える、活躍・実戦の場や費用に関する悩み、そして、スポンサーを希望する企業のゴルファーを応援したいという思いを、ミニツアー市場を有効活用することで、ともに解決する未来を創造していきます。スポンサー企業によってトーナメントを盛り上げるスポーツ振興は、まさにサステナブルな社会貢献であるとわれわれは考えています」とあいさつしました。

 また、加藤さんは「ミニツアーは将来、渋野日向子さんや松山英樹さんのように世界へ羽ばたく選手がいる、可能性の秘められた市場だと思っています。私はミニツアー市場を活性化させて、ゴルフ界の底上げとなる事業をやっていきたいです」と誓いました。

「サステナブルゴルフツアー」の今後に注目です。

【写真&動画】インスタでほほ笑むゴルフウエアの加藤陽さんと日大ゴルフ部仕込みの豪快スイング

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「サステナブルゴルフツアー」コンペの様子
「サステナブルゴルフツアー」コンペの様子
「サステナブルゴルフツアー」コンペの様子
「サステナブルゴルフツアー」の主催者であるインフルエンサーの加藤陽さん
加藤陽のインスタグラム(@minamii_golf)
加藤陽のインスタグラム(@minamii_golf)
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