華麗なる逆転劇…櫻井心那が優勝から一夜明け思いを告白 自身が明かした勝利の“決め手”とは

　女子プロゴルファーの櫻井心那が自身のインスタグラムを更新。戦いを終えた現在の心境を明かしました。

　9月1日から3日まで開催された国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」。最終18番でバーディーを奪い、通算10アンダーの逆転で今大会を制した櫻井。ウイニングパットを沈めた瞬間に右手をグッと握りしめ、力強いガッツポーズを見せる姿も映し出されていました。

　優勝から一夜明け、4日にアップしたインスタグラムでは「JLPGAツアー3勝目をすることができました」と報告。

　続けて「ショットの調子が今ひとつでしたが、ショートゲームでカバーして、パーを拾えたことが大きかったです」と優勝を手にしたポイントを挙げ、「ちょっとずつですが、できた！ が増えてきてうれしいです」と自身の成長を実感し、喜びを伝えました。

　また、「最近は最終日に集中がきれてしまうことがありましたが、今回は最後まで集中して、落ち着いてプレーできていたと思います」と振り返った櫻井は「初めてバッグを担いでいただいた宮崎さん、ありがとうございました」と今大会でキャディーを務めた宮崎晃一へ感謝のメッセージをアップ。

　櫻井は今大会の勝利で、宮里藍、畑岡奈紗に続いて史上3人目となる10代でのツアー通算3勝という快挙を達成。

　次戦は7日から地元・長崎県で行われる国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」に出場予定で、「選手権も頑張ります」「地元での試合、楽しみだな」とつづった櫻井は、最後に「いつもサポートをしていただいているすべての皆さまに感謝して、これからも強くなれるように頑張っていきます！」と意気込み語り、投稿を締めくくりました。

　この投稿にファンからは「3勝目おめでとうございます」「まだまだ優勝する」「なんと素晴らしいエンディング」「次は地元でのメジャーだ」「本当にカッコ良かった」など祝福の声が多数寄せられています。

2004年2月13日生まれ、長崎県出身。2021年11月、プロテストに合格。尾関彩美悠、佐藤心結らと同期のJLPGA94期生。22年はステップ・アップ・ツアーを主戦場とし、下部ツアー年間最多記録となる5勝を挙げた。23年は資生堂レディスでJLPGAツアー初優勝。楽天スーパーレディース、ゴルフ5レディスでも勝利し、10代で通算3勝を挙げる史上3人目の快挙を達成した。ニトリ所属。