「僕の右打ちよりうまい」 23歳女子プロが“左打ち”ラウンドで記録した衝撃のスコアに「さすがです」「新しい二刀流」

　女子プロゴルファーの永嶋花音が自身のインスタグラムを更新。河野杏奈、飯田真梨と回ったラウンドの様子を公開しました。

　下部のステップ・アップ・ツアーを主戦場とした今季の永嶋は、4月の開幕戦「ヤンマーハナサカレディース」で人生初のプレーオフにもつれる激戦を制してプロ初優勝。

　11月29日に最終ラウンドが行われた来季の出場権をかけたQTファイナルステージでも、厳しい4日間の戦いを走り抜いて通算1オーバーの21位でフィニッシュ。来季のレギュラーツアー前半戦にフル参戦できる権利を勝ち取って1年の戦いを終えました。

　そんな中、12月4日にアップした投稿では「初のレフティーラウンド行ってきました」と“左打ち”でのラウンドに挑戦したことを報告。

「ミラクルばっかり起こすあんちゃんとレフティほぼ初打ちなのにぶっつけコースのまりさん」「息できなくなるほど笑いました。笑笑」と不慣れな左打ちのラウンドに悪戦苦闘しつつも、河野、飯田とともに充実した時間を過ごした様子を伝えています。

　また、「スコアは99でした!!」と驚きの結果も報告し、投稿には本来の右打ちさながらの美しいフォームで放ったティーショットに加え、「3枚目の動画はUTでナイスオンして奇跡のバーディー笑」「レフティーになった途端グリーン周りがすごく難しかったです！」と、繊細なタッチで奪ったバーディーパットの一打も公開。

　カップインの瞬間に両手を大きく広げて喜びを爆発させるかわいらしい姿や、2人から「うまいねー！」と祝福の声が上がる様子を収め、「初心に戻れて新感覚のゴルフでした」「ありがとうございました!!」と、河野と飯田に感謝を伝えて1日のラウンドを振り返りました。

　続けて「次は希望ちゃんも!!」「また行きましょう～」と植竹希望へ呼びかけるメッセージをつづり、最後に「常総カントリーの皆様が親切で本当に感謝でした」とゴルフ場へ感謝の意を示して締めくくった永嶋。

　この投稿には「さすがです」「やっぱりすごいね」「左とは思えないスイングの美しさ」「僕の右打ちよりうまい」「プロのセンスには脱帽」「新しい二刀流ですね!!」など、ファンから驚きのコメントが数多く寄せられています。

2001年10月12日生まれ、東京都出身。6歳からゴルフを始め、21年のプロテスト合格。24年のステップ・アップ・ツアー開幕戦「ヤンマーハナサカレディース」でプロ初優勝。同年のファイナルQTでは21位に入り、25年シーズンのレギュラーツアー前半戦出場権を手にした。イントループ所属。