「受け止めるしかありません」 笠りつ子がSNSに改めてつづった胸の内… 違反騒動から2週が経過 「過去には戻れない」

　女子プロゴルファーの笠りつ子が自身のインスタグラムを更新。現在の心境を明かしました。

　4月1日の投稿で「たくさんの温かい言葉を頂きありがとうございます」と書き出し、「早いもので3試合が終わり、4月に突入。年々早く感じます。今日、今、をしっかりいきます」とつづった笠。

　続けて「過去には戻れない。今の自分が一番若い、って思うようになったって事は、歳を重ねてるからなんでしょ～か」と記し、「たくさんの楽しい事もツラい事も経験させてもらっている今、一定数の方々の反応も、受け止めるしかありません」と胸の内を明かしています。

　笠は前々週の国内女子ツアー「Vポイント×SMBCレディス」2日目の13番ホールで誤所からのプレーが判明。大会関係者の指摘によって、日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は本人に確認したところ誤りに気付き、当該ホールで2罰打が科された経緯がありました。

　これ受けて笠は自身のインスタグラムで「私の認識不足と勘違いからこのような事態になり、深く反省をしています」と謝罪。「主催者様及び関係者の皆様、そして今回の同伴競技者や出場した選手の皆様にご迷惑をお掛けしましたことを、この場を借りてお詫び申し上げます」とコメントを発表していました。

　複雑な心境を抱きながらの出場となった前週の「アクサレディス」では予選通過を果たし、通算2アンダーの22位タイでフィニッシュ。また、今週3日開幕の「ヤマハレディース」にもエントリーしている笠は、最後に「これからも、顔晴ります」とつづり、「ずっと変わらず応援してくれる皆さん今年もよろしくお願いします」とファンへのメッセージを記して、投稿を締めくくっています。

　この投稿には3000件を超える「いいね！」が届いたほか、「頑張れりっちゃん！」「いつも応援していますよ」「活躍を心から願ってます」「自分を信じて」「優勝待ってます！」など、数多くの温かいコメントが寄せられています。

1987年11月4日生まれ、熊本県出身。ゴルフ場を経営する父親の影響で9歳からゴルフを始める。幼少期は坂田塾で研鑽を積み2006年プロ入り。11年の「ニトリレディス」でツアー初優勝。21年「ヨネックスレディス」では5年ぶりの優勝を果たす。ツアー通算6勝。京セラ所属。