伝説はここから… 女王・竹田麗央の初々しい“初優勝試合”をプレイバック！ 衝撃ショットの連続に「ボールが生きてる」

　日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）が公式インスタグラムを更新。昨季の年間女王に輝いた竹田麗央のスイング動画を公開しました。

　JLPGAは4月9日の投稿で「先月、米ツアー2勝目を挙げ、世界でもその実力を発揮している竹田」と紹介し、「昨シーズン8勝の原点、初優勝の瞬間をPLAYBACK」と1本の動画をアップ。竹田が地元・熊本県で初優勝を勝ち取った昨年の国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」でのプレーをまとめた“ショット集”を公開しています。

　地元ギャラリーの大声援を力に変え、快音を響かせる豪快なドライバーショットを放つ竹田。周囲からは思わず「おー！」と感嘆の声が上がり、ピンそばにピタリとつける精度抜群なパー3でのティーショットでは会場中から大きな拍手が送られる一幕も。

　さらには、グリーン左のラフから完璧なアプローチを放った15番パー4での見事な一打を公開。心地よい打音とともに放たれたボールはカップへ吸い込まれるように転がり、勢いそのままにカップイン。「ここで決めてきた!!」と優勝を大きく手繰り寄せた“スーパーパーセーブ”を興奮気味に実況し、観客が熱狂する様子を収めています。

　また、「この大会は子どものときから観戦に来ていた大会で、まさか優勝できると思っていなかったのでうれしいです」と、初めての優勝インタビューに答える初々しい姿もお披露目。

　現在は米ツアーを主戦場にしている竹田ですが、11日に開幕する「富士フイルムスタジオアリス女子オープン」で今季国内ツアー初参戦。最後は「世界に羽ばたく彼女のプレーをお見逃しなく」と呼びかけて投稿を締めくくりました。

　この投稿にファンからは「ボールが生きてるよね」「伝説のアプローチ」「久しぶりの日本ツアー、楽しみしかない!!」「尊敬の念で、すごい人だ」などのコメントとともに、3000件を超える「いいね！」が寄せられています。

2003年4月2日生まれ、熊本県出身。21年プロテスト合格で同期には櫻井心那、神谷そら、川崎春花らがいる。母親はツアープロの平瀬哲子、叔母は元賞金女王の平瀬真由美。24年「KKT杯バンテリンレディスオープン」でツアー初優勝。9月には「ソニー 日本女子プロ選手権」「日本女子オープン」と国内メジャー2連勝を達成した。日米共催大会「TOTO ジャパンクラシック」を制し、米ツアー出場権を獲得。シーズン8勝を挙げて初の年間女王に輝いた。ヤマエグループHD所属。