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全英オープンが開幕! 松山英樹、金谷拓実、中島啓太ら9人のサムライが「ホイレイク」に挑む
現地時間20日に開幕した第151回全英オープンの舞台は、通称「ホイレイク」と呼ばれる英国のロイヤルリバプールGC。球聖ボビー・ジョーンズが年間グランドスラムの2勝目を挙げたコースに、日本勢9人が挑んでいます。
今までは松山英樹がメジャーの中で最も苦しんでいる
◆米国男子プロゴルフ<全英オープン 7月20~23日 ロイヤルリバプールGC(イングランド) 7383ヤード・パー71>
球聖ボビー・ジョーンズが年間グランドスラムの2勝目を挙げたコースに、日本勢9人が挑んでいます。

現地時間20日に開幕した第151回全英オープンの舞台は、通称「ホイレイク」と呼ばれる英国のロイヤルリバプールGC。1869年に開場し、全英オープン開催は今回が13回目。6度目の開催となった1930年には、アマチュアだが圧倒的な強さを誇ったジョーンズが、ここで全米オープンに続くシーズンのメジャー2勝目。この後、当時メジャーとされていた全英アマ、全米アマにも優勝したことで、年間グランドスラムを達成しています。
10回目の1967年以来、しばらく全英オープンのコースからは外れていましたが、久々に全英の舞台となった2006年にはタイガー・ウッズが優勝。前回開催の14年にはローリー・マキロイ(北アイルランド)が優勝しています。
現地時間20日(日本時間20日)に始まった同大会に挑む日本勢は、21年マスターズ王者、松山英樹をはじめとする9人です。
松山は22年のソニーオープン・イン・ハワイで米ツアー8勝目を飾っていますが、以来、優勝からは遠ざかっています。これが9回目の全英となりますが、過去8回のうちトップ10入りは初出場だった13年ミュアフィールドの6位タイだけ。優勝したマスターズ以外も、優勝争いに顔を出している他のメジャーと比較すると、これまで全英ではいま一つでしたが、今年こそ、という思いで乗り込んでいるでしょう。
31歳の松山英樹、42歳の岩田寛以外の7人は全員20代
今年の日本勢の特徴は、31歳の松山と、42歳のベテラン、岩田寛以外の7人は、全員20代の若手選手だということです。
昨年の日本ツアー賞金ランキング1位、2位で出場権をつかんだ比嘉一貴、星野陸也、アマチュアとして日本オープン優勝を果たすなど、センセーショナルな実績を上げてプロになった蝉川泰果。さらに、大会の日本予選となっている「~全英への道~ミズノオープン」上位の4人も、大舞台へと駒を進めています。優勝の平田憲聖、プレーオフで敗れた中島啓太に加え、金谷拓実、安森一貴。いずれも若さと可能性を秘めているだけに、どんな戦いぶりを見せてくれるのか楽しみです。
大会の正式名称は、151回目の開催となる今でも「The Open(Championship)」。単純に訳すとただ「オープン選手権」です。1860年にプレストウィックで第1回大会が行われた頃、他にこうした競技がなかったため、他と区別する必要がなかったからです。「世界最古のトーナメント」とも呼ばれる所以です。
現在、優勝者には”クラレットジャグ“と呼ばれるトロフィーが贈られています。スコットランドよりは気候の変化が少ないといわれるイングランドに位置する「ホイレイク」ですが、それでも、天候に大きく左右されるのが全英オープン。今年はどんな表情を見せるコースで、若い選手中心の日本勢がどんなプレーを見せてくれるのでしょうか。
クラレットジャグを手に笑う選手を予想しながら、暑い日本とはかなり違う天候のイングランドに思いをはせる週末もいいものです。
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