- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 「今までどうやって勝っていたのか分からなくなっていた」 元賞金女王・鈴木愛が2年ぶり涙の復活V
国内女子ツアー「北海道meijiカップ」の最終日に鈴木愛(すずき・あい)が5バーディー、ノーボギーの67で回り、通算15アンダーで今季初優勝、通算18勝目を手にした。
「20代の子たちには負けたくない」
◆国内女子プロゴルフ<北海道meijiカップ 8月4~6日 札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道) 6593ヤード・パー72>
「北海道meijiカップ」最終日を単独首位で出た鈴木愛には、一抹の不安があった。前週の「楽天スーパーレディース」も首位で迎えながらも、櫻井心那に逆転を許して3位に終わっていたからだ。

「今まで優勝争いが好きだったのに、嫌いまではいかないですが、どうやって勝っていたかな、どう戦っていいのかが正直分からなくて……。事前の心構えもそうですし、自分のゴルフもどうやっていたんだろうと分からなくなっていました」
だからこそ、今日は同じ轍を踏まないと強い思いでティーイングエリアに立った。序盤は7番までパーでしのいだが、一時はリードを許す。しかし、8番と9番で連続バーディーのあとから、後半も3つスコアを伸ばして一気に後ろを突き放した。通算15アンダーで2位に3打差をつけての快勝。今季初優勝は約2年ぶりで、通算18勝目を手にした。
「前週は負けて、逃げるゴルフが多かったので、それを克服しようと思いましたし、つまらないゴルフは嫌だったので、自分らしいゴルフの展開にもっていきたかった。ピンデッドに狙うゴルフに切り替えられてすごく良かったかなと思います」
弱気な自分に喝を入れ、ここ一番の集中力と攻めのゴルフで元賞金女王としての存在感を見せつけた。
「コロナ禍で声援がなく自分のやる気もなくなった」
2019年に7勝して賞金女王となったが、20-21年の統合シーズンで1勝止まり。若手の台頭もあり、「鈴木愛」の名はあまり見られなくなった。成績不振の要因はコロナ禍も一つの要因だった。
「試合を休みたいとかも正直ありましたし、うまくいきかけても3~4日もたないこともありました。初めて思うようにいかない1年を過ごして、もやもやして、次の1年もまたコロナでという感じで……。ギャラリーの声援も自分の中では大きい部分だったので、それ
が難しくなり、いいパットしてもいいショットしても声援がもらえないのはキツかったです。直接の応援がなくなった瞬間、自分のやる気もなくなった。誰も応援してくれていない感じがつらくて気持ちも落ちていた感じです」
そう正直に話せるようになったのは、心身ともに充実している証で、「『愛ちゃん、ナイスバーディー!』と言ってくれるのはすごくうれしくて笑顔になります」と、柔和な表情を見せる。
現在は「何をどういうふうに改善するかを試行錯誤することを去年からやっていて、今年は徐々に調子が戻ってきたので、今はすごく楽しい」と語るほど充実した日々を送っている。
今大会はノーボギーでの優勝も大きな自信になっただろう。若手の台頭にもまだ負けるつもりはない。
「20代の子たちは技術的にもレベルアップしているし、飛ぶし、体力もある。でも、それ以上に自分の経験値や優勝数ではまだ負けていないので、威厳を見せられるようにがんばりたい。まだ負けたくない気持ちでいます」
新たな壁を一つ乗り越えての復活優勝に、元賞金女王のプライドを見た。
鈴木 愛(すずき・あい)
1994年5月9日生まれ、徳島県出身。2013年にプロテスト合格し、ツアー本格デビューの翌14年に早くも初優勝を国内メジャーの日本女子プロゴルフ選手権で飾る。その後も順調に勝利を積み上げ、17年、19年には賞金女王の座に輝く。23年北海道meijiカップで約2年ぶりに優勝。ツアー通算18勝。セールスフォース所属。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
-
西村優菜と共同開発! 理想の高弾道とスピンを実現した「QUANTUM MINI SPINNER」がついに発売!<PR>
-
「上達志向ゴルファーに最適解!」 “飛んで止まる”テーラーメイドのNew「ツアーレスポンス ストライプ」登場<PR>
-
“自分で操りたい派”に刺さる? テーラーメイドの新「SYSTM2(システムツー)」パター登場! 世界的ヒット作「スパイダー」との違いは?<PR>
-
今後ゼクシオはどこへ向かうのか? 家田社長が語る「25年」の継承と「XXIO 14」の挑戦<PR>
-
これが最新電気自動車の現実だ! 往復600キロのゴルフ旅を日産 新型「リーフ」で行ってわかった“BEVの安心感と実用性”<PR>
ranking








-150x150.jpg)


