- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- ボーダーライン上には誰がいる!? 国内女子ツアー“第2回リランキング”が今週実施!
9月22~24日の日程で開催される国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了後、シード権を持たない選手の終盤戦の出場権を決める第2回リランキングが実施される。
今年も25位前後がボーダーライン
◆国内女子ゴルフ<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 9月22~24日 利府ゴルフ倶楽部(宮城県) 6569ヤード・パー72>
今週22日から開催の国内女子ゴルフツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」終了後にシード選手以外をメルセデス・ランキングの上位順に見直して、出場資格を与える第2回リランキングが実施される。
予選通過や上位フィニッシュを続けた選手がより多くのポイントを稼げるわけだが、「ミヤギテレビ杯」終了後のリランキング上位者は今季残り6試合(日本女子オープン、TOTOジャパンクラシック、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを除く)に出場が可能。
終盤戦の出場権獲得のためにもまずは、今大会で多くのポイントを稼いでおきたいところだ。
今季のリランキング対象者の選手の中で、初優勝を手にした吉本ひかる、山内日菜子、神谷そら、櫻井心那、小滝水音、蛭田みな美はすでに来年の出場権を確保。
暫定リランキング1位の桑木志帆(963.14ポイント)、同2位の竹田麗央(614.11ポイント)、同3位の仁井優花(550.70ポイント)、同4位のリ・ハナ(514.20ポイント)、同5位の内田ことこ(488.43ポイント)ら上位陣は残りの試合の出場権はほぼ確定で、初シード獲得に目標を定めていることだろう。
そのほか奮闘ぶりが目立つのはQTランキング65位からスタートした鶴岡果恋。今季はトップ10入り3回などでポイントを積み上げ、暫定リランキング12位(305.25ポイント)まで順位を上げており、メルセデス・ランキングも55位と初シード獲得も見える位置にいる。気になるのは、どの順位までが残りの試合に出場できるのかだ。
正念場の比嘉真美子、崖っぷちの木戸愛
昨年の実績を参考にすると、今季もリランキング25位前後がボーダーラインとなる見込みだ。
25位前後の暫定リランキング(9月17日時点)を見てみると、同23位に工藤遥加(216.23ポイント)、同24位に若林舞衣子(213.71ポイント)、25位にフェービー・ヤオ(211.00ポイント)、同26位に藤本麻子(197.91ポイント)、同27位に泉田琴菜(194.90ポイント)、同28位に比嘉真美子(191.56ポイント)となっている。
特に工藤遥加はQT165位と出場権を持たないながらも、今季はレギュラーツアーでコンスタントにポイントを獲得。下部のステップ・アップ・ツアーでも初優勝するなど好調を維持してここまで来たが、今週も予選通過は果たしたいところだ。
正念場を迎えているのが、比嘉真美子だ。ツアー通算5勝の比嘉だが、昨季シード落ちし、今季はQT85位からシーズンをスタート。「アクサレディス」で単独2位など第1回リランキングを11位で突破したが、その後は5試合連続予選落ちなどで不調が続いている。今週、上位フィニッシュで復調へのきっかけをつかみたいところだ。
また、シード喪失から4年が経つツアー1勝の木戸愛も暫定リランキング45位と崖っぷちに立たされている。今季はQT131位からシーズンイン。推薦で出場した「パナソニックオープン」4位タイでポイントを稼いで第1回リランキングを35位で突破したが、後半戦は予選落ちが続して失速。今週、上位フィニッシュしなければ、今シーズン最後の試合になる可能性もある。
木戸と同じように一発逆転で終盤戦の出場権獲得に賭ける選手たちも多く、いつも以上に緊迫した試合になるのは必至。生き残りをかけた奮闘に注目したい。
最新の記事
pick up
ranking