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- 誹謗中傷もなんのその! 桑木志帆が応援メッセージを味方につけて初優勝を目指す
前週のTOTOジャパンクラシックで首位と1打差の2位タイに入った桑木志帆。その健闘が冷めやらぬ翌日、自身のX(旧ツイッター)で心ない書き込みについてポストした。予想以上に反響が多かったが、応援メッセージが多く「つぶやいてよかったです」と振り返った。
「今はつぶやいてよかったなと思います」
◆国内女子ゴルフ<伊藤園レディス 11月10~12日 グレートアイランド倶楽部(千葉県) 6741ヤード・パー72>
TOTOジャパンクラシックでは最終日を首位タイでスタートしながら、稲見萌寧に逆転され、2位タイに終わった桑木志帆。
ラウンド後は悔し涙に明け暮れたが、USLPGAツアーの試合でもある同大会に初出場にもかかわらず、その結果を残したのはむしろ賞賛されるべきだろう。
そんな激戦を終えた翌日、桑木はX(旧ツイッター)で自身への書き込みについてポストした。『体型について』というタイトルで、「太すぎるとかガンダムとか言われてふつーに傷つきます笑笑」という書き出しから始まった。
体型に対する誹謗中傷は許せない行為であり、桑木の気持ちは痛いほど理解できる。ところが、そのポストに対して桑木自身が驚くほどの応援メッセージが届いていたという。
「まさかここまで反響があるとは思っていなかったので、自分でもビックリです。今はつぶやいてよかったなと思いますし、もっと頑張ろうという気になりました」
どうやら本業であるゴルフに影響はなさそうだが、技術面でも今週は不安を解消してきたという。
「TOTOジャパンクラシックでは、最終日に予期せぬミスが出てしまいましたが、その原因が分かったので、今週は対処できると思います」
予期せぬミスとは、ドライバーやユーティリティーでの引っかけ。本来フェードボールを持ち球とするが、その思いが強いと知らない間に体が左サイドを向いてしまい、ボールの上からクラブを下ろしてしまうのだという。
いわゆるカット軌道でクラブを下ろすのだが、インパクトでクラブフェースが閉じていると、そのまま左への引っかけになるという。
「あまりダウンブローになり過ぎないように、アッパーブロー気味に打つようにしたらいい感じになりました」
ツアー初優勝はお預けとなったが、負けた試合から多くのことを学んだことは間違いない。
「今は同組で回った畑岡奈紗さんの左足下がりからのアプローチを研究しようかなと思っています。低い球でスピンをかけていたのですが、どうやって打っているのか分からないので映像を見て研究します」
ゴルフに対する貪欲さは強くなる一方の桑木。幸か不幸か今週は注目度が上がっただけに、この勢いに乗ってツアー初優勝を狙いたいところだ。
桑木 志帆(くわき・しほ)
2003年生まれ、岡山県出身。21年6月に実施されたプロテストに合格してプロ入り。同年の新人戦「加賀電子カップ」で優勝を挙げている。今シーズンは「ブリヂストンレディス」(3位タイ)、「北海道meijiカップ」(2位)、「CAT Ladies」(3位)、「TOTOジャパンクラシック」(2位タイ)などの活躍。「資生堂レディスオープン」ではプレーオフに進出するなど、初優勝に最も近い選手のひとり。岡山御津CC所属。
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