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- 好調続く西郷真央と吉田優利は2位タイ 馬場咲希は痛恨ダボも“足切り”回避【米女子ツアー最終予選会】
6日間108ホールで来季の米女子ツアー出場順位を争う米女子ツアー Qシリーズは第4ラウンドまで終了。西郷真央(さいごう・まお)と吉田優利(よしだ・ゆうり)が2位タイの好位置につけ、馬場咲希(ばば・さき)は痛恨のダブルボギーを叩くもすぐさまバウンスバックし、58位タイで薄氷の“足切り”回避。残り2日間へ踏みとどまった。
吉田優利が圧巻の4連続バーディーで5位タイから2位タイに浮上
米国女子プロゴルフ<LPGA Qシリーズ 11月30日~12月5日 マグノリアグローブGC(アラバマ州)クロッシングズC(パー72)、フォールズC(パー71)>
来季の米ツアー出場に向けて、日本勢3人が激闘を続けている。
西郷真央、吉田優利、馬場咲希の3人がプレーしている来季の米女子ツアー出場順位決定戦、Qシリーズ第4ラウンド(現地時間4日)は、通算21アンダーのロビン・チョイ(豪)が単独首位。通算3アンダー65位タイまでの70人が残り2日間に駒を進めた。西郷、吉田はチョイに3打差の2位タイと絶好の位置につけている。
通算12アンダー2位タイでクロッシングズCに臨んだ西郷は、前日に続いてショットが冴えわたる。2番パー3で奥5メートルからのバーディーパットを決めると、6番パー5でも4メートルを沈めて通算14アンダー。チャンスを決めきれなかったホールでもリズムを崩さず、順調なプレーを続けた。
バックナインに入って11番、15番、16番とバーディーを重ね、最終18番でも2メートルからのバーディーで通算18アンダー。連日のボギーフリーと実力を示した。
「昨日も同じような内容で、トータル伸ばすことができたので、焦らず入るまで待つことができました。明日も自分のプレーにしっかり集中して頑張りたいです」と落ち着いている。
同じくクロッシングズCを回った吉田は、圧巻の4連続バーディーを披露した。「今日は朝からずっといい感じを保ちながら回れました。まだ下(地面)がぬかるんでいるので、ダフらないこととダボは絶対に打たないよう、ボギーで済ませるように」という作戦通りにプレー。4バーディー、2ボギーで折り返すと、11番でバーディー。13番で1メートルを沈めると、ここから怒涛の4連続バーディーで通算18アンダー。西郷と並ぶ2位タイにつけた。
「今のところうまく伸ばし続けられているので、このままあと2日間、自分のゴルフができたら」と、笑顔で口にした。
108ホールの長丁場で来季の出場権を争っているQシリーズだが、この日までの72ホールで“足切り”がある。65位タイまでに入らなければ、残り36ホールはプレーすらさせてもらえない。馬場は、このカットラインと戦った。
通算4アンダー47位タイからフォールズCをプレー。14番までは3バーディー、2ボギー。だが、16番に落とし穴が待っていた。左の荒地から打った第2打が、大きくグリーンをオーバーし、ペナルティーエリアへ。ダブルボギーで通算3アンダーと追い詰められた。
それでも馬場はくじけない。「ダブルボギーしてしまった後に、カットラインがいくつか知らなかったんですけど、次で絶対バーディー取ると思いました」と、17番で2メートルを沈めてバーディー。息を吹き返す。
パー5の18番も、バンカーからの第3打をダフって、グリーンに届かず第4打もバンカーというピンチだったが、これをしのいでパーセーブ。「最後のパットは緊張したんですけど、入ってよかった」と、通算4アンダー58位タイで、無事、残り2日間に駒を進めた。「失うものはないと思うので、思いっきり悔いのないように」と、残り2日間への気持ちを語った馬場。爆発力には定評のある2022年全米女子アマ優勝者の猛チャージが楽しみだ。
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