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- 「悔いはないです」小平智は1打差で米ツアー出場権を逃す! 中島啓太は45位タイ【米男子ツアー最終予選会】
4日間72ホールで来季の米男子ツアー(トップ5)とコーンフェリーツアー(40位まで)の出場権を争う最終予選会が終了した。
「自分らしいゴルフができたのでスゴくうれしいです」(小平)
◆米国男子ゴルフ<PGA Qスクールファイナルステージ 12月14~17日 TPCソーグラス(フロリダ州) ダイズ・バレーC(6850ヤード・パー70)、ソーグラスCC(7054ヤード・パー70)>
小平智があと1打で来季のPGAツアー出場権を逃した。
悪天候で1日順延されたPGAツアーQスクールファイナルステージ最終日は、5位以内に入って来季のPGAツアー出場権を得ようとする面々が激突。首位に8打差ながら通算4アンダー13位タイからスタートした小平は、しぶといプレーを続けた。
ダイズバレーCを回った小平は、3番パー4でバーディー先行と幸先のいい出だし、4番パー4をボギーとするも、5番パー3でバーディーとして流れを取り戻す。6番、7番と3連続バーディーで通算7アンダー。出場権獲得に向けて光が見え始めた。
しかし、10番パー4のボギーでいいリズムが止まってしまう。15番パー4のバーディーで7アンダーに戻したものの、結果は6位。PGAツアー出場権にはわずかに1打及ばなかった。
ラウンド終了後に小平は、「4日間通していいゴルフはできていました。5位以内を目指した結果なので悔いはないです。QT独特の雰囲気があって緊張感もありました。この成績は自信になるし、次に出られる試合が何になるかは分かりませんが、しっかり次の試合に備えたいと思います。自分らしいゴルフができたのでスゴくうれしいです」と前向きなコメントを残した。
2018年「RBCヘリテージ」で勝利してPGAツアー1勝の経験を持つ小平だが、2022~23シーズンは20試合に出場して予選通過が12試合、トップ10入りはなしと苦しい戦いが続いていた。
今回、PGAツアー出場権獲得は惜しくも逃したが、40位以内で得られるコーンフェリーツアー(下部ツアー)への限定的出場権は獲得しており、来季の動向が注目される。
日本ツアーの賞金王としてこのファイナルステージから出場した中島啓太は、初日こそ20位タイとまずまずのスタートを切ったが、第3ラウンドの75が響いて54位タイで最終日を迎えた。
ダイズバレーCの10番パー4からスタートした中島は、出だしでバーディーと好発進、16番パー5もバーディーとしたが、18番でティーショットのミスから痛恨のダブルボギー。後半も1バーディー、1ボギーとスコアを伸ばすこととができず、通算イーブンパー45位タイに終わった。
「いいプレーができなかったので悔しいですけど、これが今の結果なのでしっかり練習したいと思います。弱音や言い訳をしている場合じゃないと思うので、来年に向けていっぱい練習したいと思います」と語った中島。
来季の主戦場については、「来年のプランは考えていないが、チームと相談してPGAツアーに早く行けるルートを考えてプレーしたいと思います」と話すにとどめた。
プレ、ファースト、セカンド、ファイナルと段階を踏んでのツアー出場を目指す戦いがようやく終わり、通算15アンダーのハリソン・エンディコット(豪)ら通算8アンダーまでの5人がPGAツアー出場権を獲得している。
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