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- コリン・モリカワが新たなドライバーを手に! 長年の相棒「SIM」からスイッチした新作「Qi10 MAX」を語る
今季のPGAツアー開幕戦ザ・セントリーを5位タイで終えたコリン・モリカワですが、注目を集めたのは新たなドライバーの存在。4年近くも使い続けた「SIM」から切り替えたのは、テーラーメイドの新作「Qi10 MAX」。実戦投入を決断した理由とは。
「球がまとまる安心感」
2024年のPGAツアー開幕戦ザ・セントリー(1月4~7日、ハワイ州・カパルアプランテーションコース)が終了。この試合におけるギア関係の最もホットな話題は、コリン・モリカワがドライバーをテーラーメイドの「SIM」から正式発表を間近に控える「Qi10 MAX」に替えたことでした。
念のため補足しておくと、「SIMドライバー」が発売されたのは2020年でテーラーメイドのモデルとしては4世代前になります。同年の使用開始以来、モリカワは全米プロと全英オープンという2つのメジャーをはじめ、昨年のZOZO選手権など、数々の勝利を積み重ねてきました。
そんな相棒から新作に切り替える決断をさせたのは「Qi10」のどんな性能、フィーリングによるものなのでしょうか。ザ・セントリー終了後に行われたアディダスゴルフの新製品発表イベント(詳細は後日リポート)にて、日本のメディア陣の質問に答えてくれました。
「『Qi10』はモデルが3種類あるのですが、LS(ロースピン)、スタンダード、MAXのうち、MAXは最もアマチュア向けでスライスを軽減したり球が上がりやすい、やさしいモデルです。でも、テストしていくうちに、とても球がまとまることが安心感につながるということで実戦投入に至りました」
「私はフェードボールヒッターなのですが、ミスしたときは右に行き過ぎてしまうことがあります。それを抑えてくれるのが『Qi10 MAX』というドライバーです。どのドライバーにも言えることですが、ナイスショットしたときにはどこに飛んでいくかはだいたい想像がつきます。問題はミスしたときにどこに行くか分からないというのはツアーにおいて最も危険なことですので、それがかなり軽減されるということで使っています」
すんなりスイッチできたのは、性能面だけではなく見た目も気に入ったからだと言います。
「構えたときの見た目としてはシャローなフェースの高さが好きなのですが、『Qi10』のスタンダードとLSのモデルはちょっとディープに見えすぎるところがあって、自分としてはあまりルックス的に好ましくない部分があります。MAXも実はSIMと比べるとシャローとは言えないのですが、フェースから後方までの長さがあって、視覚的にシャローに見えるということで使えています」
とはいえ、4年近くも使い続けた「SIM」からの違和感は多少あったようですが、結果がいいので使い続けているうちに気にならなくなったと言います。
モリカワが新しい相棒とともにどんな活躍を見せるのかも今年の注目ポイントになりそうです。
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