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- 圧巻チップインも! 久常涼が「65」で11位タイフィニッシュ 優勝はアマチュアのニック・ダンラップ
米男子ツアー第3戦「ザ・アメリカンエキスプレス」最終日は、首位スタートのアマチュア、米国のニック・ダンラップが通算29アンダーで逃げ切り優勝。日本勢は久常涼(ひさつね・りょう)が8バーディー、1ボギーの「65」で回り、11位タイに食い込んだ。
「バーディーがたくさん取れて、いい流れでプレーできた」
米国男子プロゴルフ<ザ・アメリカンエキスプレス 1月18~21日 PGAウエスト ピート・ダイ スタジアムコース(フロリダ州) 7187ヤード・パー72>
米男子ツアー第3戦「ザ・アメリカンエキスプレス」最終日は、首位スタートのアマチュア、米国のニック・ダンラップが通算29アンダーで逃げ切り優勝。日本勢は久常涼が8バーディー、1ボギーの「65」で回り、11位タイに食い込んだ。

16アンダー・23位タイからスタートした久常は、2番パー4で第2打を3メートルにつけ幸先よくバーディー。続く3番パー4では10メートル弱を沈めて連続バーディーとした。この勢いのまま、5番、7番でもバーディーを奪い、前半4バーディー。
後半に入っても11、13、14、16番とリズムよく4つのバーディーを奪取。中でも左に巨大な池のある13番パー3では、205ヤードのティーショットをグリーン右サイドに外したものの、約12メートルのアプローチを圧巻のチップイン。設計者ピート・ダイのシグネチャーホールといえる浮島の17番パー3ではティーショットをあわや池ポチャの左手前に外し、寄らず入らずのボギーに終わったものの、18番を無難にパーで終え、トップ10まであと一歩の11位タイでフィニッシュした。
久常は最終日のプレーについて「今日1日バーディーがたくさん取れて、いい流れでプレーできて。17番は少し悔やまれるホールでしたけど、今日1日全体通してしっかり伸ばせたので、よかったんじゃないかと思います」と振り返った。
早くもPGAツアーで戦える実力を示しつつある久常。アマ優勝のダンラップにも負けない活躍を期待したい。
久常涼(ひさつね・りょう)
2002年9月9日生まれ、岡山県出身。作陽高校時代には1年生で全国高校選手権を制す。プロ転向後の2021年、ABEMAツアーで3勝を挙げレギュラーツアーへの出場権を獲得、そのままシード権もつかみ取った。23年はDPワールドツアーで初優勝し、ランキングで24年PGAツアーの出場権を獲得した。SBSホールディングス所属。
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