21歳の誕生日を迎えた前年覇者・神谷そら「攻めのゴルフを貫きたい」 妹の神谷もも18歳も出場

　国内女子ツアー第8戦「フジサンケイレディスクラシック」が19日に開幕する。前日の18日、プロアマ戦を終えた前年覇者の神谷そらとマンデートーナメントを通過して本戦への切符をつかんだ妹の神谷ももが意気込みを語った。

　18日に21歳の誕生日を迎えた神谷そらは初優勝の舞台に戻り「1年って早いんだなって感じました」と笑顔を見せた。今年も舞台は名門・川奈ホテルゴルフコース 富士コース。コーライ芝のグリーンが特徴だが「グリーンのスピードが去年のほうが少し速いかなという印象があって、今年はセカンドショットもしっかり突っ込めるようにしたい」という。

　昨年は最終日を単独首位で出て1イーグル2バーディー、6ボギー「73」で回り、スコアを落としながらも通算4アンダーで逃げ切った。「去年とキャディーさんが一緒なので、ここはこうだったよねとかそういう会話はしています。グリーンのコンディションが去年とまったく違うので、攻め方は全然違うものになるかなと思います」と冷静だ。

　連覇に向けて「まずはしっかりグリーンを攻略できるようにしたいですし、ショットのギアも上げていきたいですし、ロングで2オン狙ったり、自分らしい攻めのゴルフを3日間貫きたいです。1日、1日しっかり自分のやるべきことをやっていきたい」と話した。

　今大会にはマンデートーナメントを通過した、アマチュアで妹の神谷もも（18歳）も出場する。月曜に「70」でプレーした神谷ももは「2年前にこの大会のマンデートーナメントに出たときは、カウントバックで落ちてしまったので、今日はそれよりはいいスコアで回れればいいかなと思っていました」とスタート前の心境を振り返った。

「ショットが左に曲がってしまって、左に行くのを怖がって右にミスすることもありましたが、パットがうまく入ってくれました。今日は28パットだったのでよかったです。去年、姉が優勝した大会ですが特に意識はしていません。本戦に向けて調整して予選通過して少しでも上位に行きたいです」と意気込んだ。