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- 石川遼は新シャフト装着ドライバーが絶好調! 「パフォーマンスはほとんど100点」と2日目以降に手応え
国内男子ツアーの今季メジャー第1戦「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の第1ラウンドが終了。石川遼が5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの「69」でプレー。2アンダー23位タイで初日を終えた。
「ドライバーのゲーム的には充実している」
◆国内男子プロゴルフ メジャー第1戦<BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 6月6~9日 宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県) 7430ヤード・パー71>
国内男子ツアーの今季メジャー初戦の第1ラウンドが終了。石川遼が5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの「69」でプレー。2アンダー23位タイで初日を終えた。
スタートホールの1番パー4でフェアウェイど真ん中を捉える会心のティーショットをみせて、大勢のギャラリーを沸かせた。しかし、ピンの根元を指した2打目はスピンが入りすぎて15メートルほど戻され、そこから3パットとなりボギーを先行させた。
「72ホールの最初のホール。先は長いので落ち着いてできた」と切り替えると、そこからは盤石のプレーで引き連れたたくさんのファンの期待に応えた。
ドライバーの調子がよく、フェアウェイが極端に狭い4番以外のパー4とパー5でドライバーを握った。「ここまでドライバーを打てたことがすごく久しぶり。ドライバーのゲーム的には充実している」と満足げだ。
開幕前の練習で好感触を得て、すぐに実戦投入したシャフトは「日に日に体になじんできている。ドライバーだけ自分のスイングと弾道がなかなか一致せずに悩んでいて、今回のシャフトでそれが解消されている」という。「きょうのドライバーのパフォーマンスはほとんど100点」とまで言い切る。
石川は「ギアはあくまでも技術のサポートをするもの」という考えだが、肝心の技術についても「より固まってきている」といい悩みの質のレベルも上がっていると説明する。
唯一、名物17番パー4で右に打ち出した球がドローせずにOBしたが「自分的には納得というか、なるほどというか、とんでもない悪い球ではなかった。データとして次に生かせるミスだった」と前向きに捉えられている。続く最終18番では10メートルのパットを沈めてみせた。
10度出場し5度の予選落ちを喫している鬼門の大会。2アンダーの23位タイは初日としては過去3番目にいい成績だ。「プレーすればするほどメンタルも求められるコース。だから初出場の時が一番結果が出しやすい大会だと思う。初優勝者が多いというのも関係しているのかな。長くやってきている選手がここで勝つことは価値があること。だからやりがいがありますよね」と怖いもの知らずだったころよりも、いいスコアを出すことに価値を感じている。
「明日も楽しみです。コンディションも変わるでしょうけど、今日の続きという感じで、やることは変わらないです」と確かな手応えを感じながら2日目に臨む。
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