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「少しずつ自信が持てるようになってきた」 渋野日向子が全米女子OP2位以来のメジャー大会に挑む【米女子ゴルフ】
米女子ツアーのメジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」が20日に開幕する。開幕前日に渋野日向子(しぶの・ひなこ)らが取材に応じ、意気込みを語った。
「総合的に上手な人、強い人がトップに来る」
◆米国女子プロゴルフ<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 6月20~23日 サハリーCC(ワシントン州) 6731ヤード・パー72>
米女子ツアーのメジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」が20日に開幕する。
単独2位に入った全米オープン以来のメジャーに挑む渋野は「何か早かったなという印象です。間が2週間だったので、またすぐメジャーかとドキドキしています」とコメント。
先々週の「ショップライトLPGAクラシック」では通算7アンダーの21位タイ。先週の「マイヤーLPGAクラシック for Simply Give」では通算5アンダーの41位タイで終えており「全米女子オープンの雰囲気をきっかけに少しずつ自信が持てるようになってきたかなと感じるので、しっかりそれを結果で出せるように頑張りたいです」と意気込んだ。
新しいシャフトに関しては「まだ100%のセッティングではないと思うので、まだいろいろ試しながらではあるんですけど前よりは確実にいいなと思っています」と、調子が良いながらも試行錯誤を続けている。
コースの印象については「ショットの精度は求められますし、グリーン周りも難しいと思います。本当にすべて、総合的に上手な人、強い人がトップに来るのかなと思っています」とコメント。
続けてキーポイントについては「なるべくフェアウェイに置きたいですが、フェアウェイに置いても木があって邪魔になったりするホールもあるので、そこはラフとかも大きく見てやっていけたらと思います。グリーンも練習ラウンドの感じを見ていると意外と止まっているホールもある印象なので、短い番手の時はしっかり狙っていけるといいなと思います」と、バーディー量産への戦略を語った。
昨年の優勝者は、中国のイン・ルオニンで通算8アンダー。22年は韓国のチョン・インジが優勝し、通算5アンダーと毎年難しいコースで開催されていることもあってか、我慢のゴルフが求められる。
渋野は2017年大会覇者のダニエル・カン(アメリカ)、パティ・タバタナキット(タイ)と日本時間21日午前4時55分からスタートする。
最後に「しっかり4日間戦って、いい位置で終われるように頑張りたいです」と意気込んだ。
なお、大会の模様は連日WOWOWで中継される。
渋野 日向子(しぶの・ひなこ)
1998年生まれ、岡山県出身。2019年のAIG全英女子オープンでメジャー初制覇。同年は国内ツアーでも4勝をマークし、賞金ランキング2位と躍進した。2020-21シーズンは、スタンレーレディスゴルフトーナメント、樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで勝利。昨季は米ツアーを主戦場に戦った。国内ツアー通算6勝。サントリー所属。
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