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- 渋野日向子の“苦手コース”克服への戦略は? 3度目の挑戦で「情報量はある」「しっかり思い出して」
今季の米国女子メジャー第4戦「アムンディ エビアン選手権」が11日から4日間の日程で開催される。好調をキープしてフランスに乗り込んできた渋野日向子(しぶの・ひなこ)が意気込みを語った。
2022年大会は予選落ち 23年大会は59位
◆米国女子プロゴルフ メジャー第4戦<アムンディ エビアン選手権 7月11~14日 エビアンリゾートGC(フランス) 6523ヤード・パー71>
今季の米国女子メジャー第4戦「アムンディ エビアン選手権」が11日から4日間(72ホール)の日程で開催される。大会史上最高額の賞金総額800万ドル(約12億9000万円)、優勝賞金120万ドル(約1億9300万円)をかけて132人がしのぎを削る。
好調をキープしてフランスに乗り込んできた渋野日向子が意気込みを語った。前週はオープンウイークだったため帰国し「家族としゃべる時間もあったので、リラックスした時間が多かったかな」と、ゆっくりした時間を過ごしたという。
勝みなみとペアを組んで戦った2週前の「ダウ選手権」は20位タイに終わり、「本当にあの1週間はすごく楽しくできましたし、もっとがんばれそうだなと、かっちゃん(勝)とも話していたので、来年もリベンジできたら」と振り返った。
2年前の2022年大会は2日目に「77」を叩くなどし、9オーバー126位で予選落ち。昨年の23年大会は決勝に進んだものの5オーバー59位タイで終えている。今年で3度目の挑戦となるメジャー第4戦。「もう(メジャー)4試合目かという感じですけど、1年に1回ですので、景色などを楽しんでいます」と、マイペースで調整を進めている。
1年ぶりにエビアンリゾートGCの芝の上に立ち「グリーンがちょっと重たいわけではないですけど、月曜日とか昨日回った感じは、昨年の方が転がってたのかなと思いました。今朝も雨が降っていたので、若干ランも少ないかなとは思うので、キャリーでがんばれればいいのかなと思います」と、コースの印象とグリーン攻略のイメージを語った。
今季は序盤までは不調に苦しんでいたが、6月上旬のメジャー第2戦「全米女子オープン」で2位に入り、3週前のメジャー第3戦「全米女子プロ」で7位と、大舞台でそのポテンシャルを発揮し、復調を印象付けている。
「難しいコースではあるんですけど、意外とスコアが出ているコースでもあるので、パー5でしっかり獲ることと、難しいパー3は堪えて、短めのパー4でしっかりチャンスを作れたら良いかなと思います」と、上位争いへ食い込むためのポイントを挙げる。
「グリーンのアンジュレーションもかなり難しいですが、過去に2回、回っている分(コースの)情報量はあるかなと思う。しっかり思い出してやれたら。しっかり上位争いするために、まずは予選通過ができるように最低限のゴルフができるようにがんばります」と気合を入れた。
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