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- 渋野日向子が5年ぶりに出場 日本でのプレーは「初心に帰れる時間」 「全英」からの凱旋は「あまり記憶がないんです」
国内女子ツアー第21戦「北海道meijiカップ」に米ツアーを主戦場とする渋野日向子(しぶの・ひなこ)が出場する。2019年「AIG全英女子オープン」を制覇した翌週に凱旋出場して以来5年ぶり。日本でのプレーは23年11月の「TOTOジャパンクラシック」以来だ。
23年11月「TOTOジャパンクラシック」以来の日本ツアー
◆国内女子プロゴルフ
北海道meijiカップ 8月2~4日 札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道) 6568ヤード・パー72
米ツアーを主戦場とする渋野日向子が久しぶりに日本ツアーの会場に姿を見せると、たくさんのツアーメンバーや関係者から「おかえり」と出迎えられた。プロアマ戦を終え、「アットホームというか、『おかえり』って言われるので、初心に戻れる感じはやっぱりある。ちょっと昔を思い出せるような感じがします」と笑顔で話した。

今大会への出場は、2019年「AIG全英女子オープン」を制覇した翌週に凱旋出場して以来5年ぶり。当時、渋野のプレーを一目見ようと大勢のギャラリーが詰めかけた。「その時はけっこう自分の中でも忙しかったと言いますか。あまり記憶がないんです。でも大切な試合なので、出させていただけることになった時はありがたいなと思いました」と感謝した。
当然、日本のファンにとっては、渋野のプレーを間近で見ることができる数少ない機会だが、「日本のファンの皆様の前でプレーできる機会というのは、自分の中でも気を引き締められるような時間。また、新しいものを吸収できる時間でもあると思いますし、初心に帰れるような時間でもあります」と渋野本人にとっても貴重な時間であることを強調する。
今季、渋野は6月「全米女子オープン」で2位に入って以降は予選落ちがなく、同月「全米女子プロ」でも7位に入るなどし、日本のファンの“凱旋V”への期待も高まっている。「本調子とは思えないので、なかなか難しいなとは思っていますけど、その中でもがんばっている選手もいますし、それを言い訳にはできないので、しっかりちょっとずつ取り戻しながらという感じかな」と客観的に自身の現状を話す姿は冷静だ。
日本でのプレーは昨年6月「宮里藍 サントリーレディス」(予選落ち)、そして11月「TOTOジャパンクラシック」(40位)以来となる。「去年もケガがあったり、調子も良くなかったり、すごく悩んだ1年ではあったので、その時よりはまた気持ちも変わっていると思います」といい、「いろいろ試行錯誤しながらなので、まだ全然完成している状態でもないですし、(全米で)きっかけがつかめたようで、つかめていないという感覚ではありますけど、去年とはやっぱり違います」と成長は実感している。
渋野は予選ラウンドを、今季2勝で地元・北広島市出身の小祝さくら、ツアー1勝の吉本ひかるという、“黄金世代トリオ”で回る。「すごく楽しみにしていました。2人とも調子がいいと思うので、なにか自分にも取り入れられるものがあるんじゃないのかなと思って、自分のプレーに徹底しながらも、2人のプレーで勉強したりできたらいいかなと思います。盛り上げられるように楽しんでいけたらいいかなと思います」。北海道の大勢のファンの期待に応えたい。
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