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松山英樹がプレーオフ初優勝! 佳境に入ったPGAツアーの来季日程が今年と“ほぼ同じ”だったことを喜ぶべき理由
佳境に入った2024年度のPGAツアー。プレーオフシリーズ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権では松山英樹(まつやま・ひでき)がポストシーズン初優勝を飾った。一方で発表された来季日程は今年とほぼ同じ。ここ数年は毎年のようにビッグチェンジを繰り返してきただけに拍子抜けした人も多いかもしれないが、目まぐるしい変化が一服したことはむしろ喜ぶべきなのかもしれない。
リブゴルフとの交渉が終結に近づいている!?
しかし、その一方で、PGAツアーとリブゴルフ、そしてリブゴルフの母体であるPIF(パブリック・インベストメント・ファンド)との関係は、一体どうなっているのだろうかという疑問は残る。

PGAツアーとPIFの統合に向けての交渉役の筆頭は、選手理事でもあるタイガー・ウッズだ。
ウッズは2025年ライダーカップの米国キャプテンにほぼ内定していたが、PIFとの交渉を含めた選手理事の業務が「多忙だ」「交渉に集中したい」という理由で、権威あるライダーカップのキャプテンを辞退した。
すると、周囲からは「キャプテン業を辞退しなければならないほど、PIFとの交渉は難航しているのか?」「それほどPGAツアーの立場は悪化しているのか?」等々、さまざまな憶測や不安が広がった。
フェデックス・セントジュード選手権開幕前、PGAツアーのジェイ・モナハン会長は「PGAツアーとPIFは、複雑だが、高いレベルでの会話と交渉を続けている。とてもいい状態での会話であることが重要ポイントだ」と胸を張っていた。
選手理事の1人であるパトリック・カントレーも「ここ数か月、交渉は沈静化しているが、交渉が終結に近づいているかと問われたら、ある意味、そうだと思う」。
昨年6月にモナハン会長とPIFのヤセル・ルマイヤン会長が電撃的に「統合合意」を発表し、「和解」の文字まで踊った衝撃の日から、すでに1年以上が経過した。
しかし、PGAツアーとリブゴルフが仲良く一緒に試合を開催したり、何かを行ったりといった共同・協調のプロジェクトは、いまだに何一つ実現されていない。
それどころか、PGAツアーはPIFとの交渉を進める一方で、米コンソーシアムの「SSG(ストラテジック・スポーツ・グループ)」と新たなパートナーシップを結び、PIFは交渉の場から押し出されてしまった感さえある。
だが、メジャー4大会の主催団体は、おおむねリブゴルフ選手を受け入れる方向で動き始めている。
2028年ロス五輪からは、ゴルフの代表選考の基準が変更され、世界ランキング以外の何かが新しい指標とされて、「リブゴルフ選手がもっと参加できる五輪に変わる可能性が大だ」と米メディアは報じている。
そんな中、PGAツアーはリブゴルフやPIFと、どうやって手をつなごうかを依然として思案中だが、ともあれ、来季のスケジュールに激変が見られず、今季と「ほぼ同じ」になることは、PGAツアー内部の平和と平穏の表れである。
対するリブゴルフの来季日程はまだ発表されておらず、「これまで以上にワールドワイドになる」というのが、もっぱらの噂だ。
しかし、リブゴルフに変化があろうとなかろうと、来季のPGAツアーは今季と「ほぼ同じ」をきっちり貫いてほしい。
「来年もここで頑張る」「次こそはこの試合で勝つ」と心に誓っている選手たち、あるいは「またここに来て観戦したい」と感じてくれたファンの期待に応えるためにも、このあたりで「変わることなく安定しているPGAツアー」を披露して、不安を感じているファンや関係者を安心させていただきたい。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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