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- 「アンダーパーは10人以下」!? 上田桃子もたじろぐ“モンスターコース”「最近の中で最も難しい」
悲願のメジャータイトルへ60回目の挑戦となる38歳の上田桃子(うえだ・ももこ)が公式記者会見に臨み、“モンスターコース”の印象を語った。
舞台は53年ぶりとなる大利根カントリークラブ西コース
◆国内女子プロゴルフ メジャー第3戦
日本女子オープンゴルフ選手権 9月26~29日 大利根カントリークラブ西コース(茨城県) 6845ヤード・パー72
悲願のメジャータイトルへ60回目の挑戦となる38歳の上田桃子が公式記者会見に臨み、“モンスターコース”の印象を語った。
「実際の表記より長く感じる」という総距離は大会史上最長の6845ヤードで、コース難度を示すコースレーティングは、記録の残る2015年以降で最も高い「80.6」という難セッティングとなった。10ホールのパー4のうち6ホールで400ヤードを超える。「普段あまりロングアイアンやユーティリティーを使うことはないんですけど、 ユーティリティーばっかり打っている感じがする」という。
経験豊富なツアー通算17勝の実力者でも、「簡単なホールがひとつもなくて、特にアウトはドッグレッグが多いので、幅が余計に狭く感じる。ティーショットのプレッシャーがすごくあるというところは、最近の中でも最も難しく感じるコース」と話し、警戒すべきホールを問われると「全部です」と即答した。「終わったらアンダーパーは10人いないんじゃないかな」とスコアを予想した。
脱出するだけでも困難は深いラフも要注意だ。「“ラフトゥーラフ”になりやすいですし、徹底していいところから打つというのを心がけて、ダボを打たないというところと、 普段だったらロングが獲れる計算でいくんですけど、ロングホールもすごく難しいので、(ロングでは)ボギーを打たないというところは徹底してプレーしたい」とスコアメークの戦略を立てる。
「この3日間でみんな難しいと感じているはず。耐える時間帯が必ず来ると思うので、その時間帯を最小限で押さえるというのを心がけて、焦らないことを大事にしたい」。上田は初日、6時55分に10番から小祝さくら、川崎春花とともにティーオフする。22年「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」以来の通算18勝目をビッグタイトルで飾りたい。
上田 桃子(うえだ・ももこ)
1986年6月15日生まれ、熊本県出身。2005年プロ入り。07年にミズノクラシックなど年間4勝を挙げ、翌年から米ツアーに挑戦。21年6月に入籍。22年の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」優勝がミセスでの初勝利となった。ZOZO所属。
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