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- 初シード、シード復帰まとめ …“無念”ルーキー政田夢乃はシードに届かずQTへ「準備はしている」
「大王製紙エリエールレディス」が終わり、メルセデス・ランキング50位以内に与えられる来季のシードが確定した。
岡山絵里「シードを落としてからここまで長かった」
◆国内女子プロゴルフ
大王製紙エリエールレディス 11月14~17日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6575ヤード・パー71
「大王製紙エリエールレディス」が終わり、メルセデス・ランキング50位以内に与えられる来季のシードが確定した。初シードは同31位の鶴岡果恋、同34位の小林夢果、同35位の小林光希、同36位のウー・チャイェン(台湾)の4人。
また、5月の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」でアマチュア優勝し、7月にプロ転向したイ・ヒョソン(韓国)も同138位ながらも今季優勝者の資格で初シードが決まった。
今季はシード復帰が目立った。完全復活を果たした河本結が同7位で4シーズンぶりのシード復帰。そのほか大里桃子(22位)、堀琴音(29位)、脇元華(30位)、臼井麗香(41位)、柏原明日架(44位)、渡邉彩香(47位)、岡山絵里(49位)の8人が復帰を果たしている。同52位でシード圏外だった新垣比菜も今季優勝者の資格で4シーズンぶりのシード復帰を果たした。
また、山内日菜子(51位)、佐藤心結(57位)もシード圏外だったが、今季優勝者の資格で来季出場権を手に入れた。
特に岡山は今大会を通算12アンダーの12位タイでフィニッシュして、3シーズンぶりのシード入り。「シードを落としてからここまで来るのが長かった。来年ちゃんと戦えるかなと思えたので良かった。ホッとしたのが一番です」と安どの表情を見せた。
政田夢乃「決勝ラウンドで伸ばせないのが課題」
ルーキーの政田夢乃は最低でも単独5位以上がシード獲得の条件だったが、最終日は2バーディー、3ボギーの「72」とスコアを伸ばせず通算14アンダーの7位タイでフィニッシュした。メルセデス・ランキングは56位となり、同55位までに与えられる前半戦出場権も惜しくも逃した。
「そこまで緊張はしていなかったのですが、決勝ラウンドで伸ばせないという課題もできたので、来年はそこを伸ばせるようにがんばりたいです。(11月26日からの)ファイナルQTの準備はしています」
それでも最終日は同組の山下美夢有と鈴木愛と回り、「隙がないプレーで欠点が見当たらないくらい勉強になりました」と貴重な経験もした。この流れでQTも上位で突破といきたいところだ。
<初シード選手(順位はメルセデス・ランキング)>
31位/鶴岡果恋
34位/小林夢果
35位/小林光希
36位/ウー・チャイェン
138位/イ・ヒョソン(今季優勝者の資格でフルシード)
<前半戦出場権(第1回リランキングまで)>
51位/山内日菜子(今季優勝者の資格でフルシード)
52位/新垣比菜(今季優勝者の資格でフルシード)
53位/木戸愛
54位/仁井優花
55位/笠りつ子
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