- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 1打40秒を“16秒オーバーしたら2罰打”!? 日本選手が大挙参戦の米女子ツアーで“きわめて厳しい”スロープレー撲滅策
1打40秒を“16秒オーバーしたら2罰打”!? 日本選手が大挙参戦の米女子ツアーで“きわめて厳しい”スロープレー撲滅策
今季から13名の日本人選手が参戦している米LPGAは、先週の「ファウンダーズカップ」開幕前の4日夜に開かれたプレーヤーミーティングで、新たに制定した独自のスロープレー撲滅強化策を選手たちに通達した。
PGAツアーで罰打を課された事例は皆無に近い
一方で、男子ゴルフ界におけるペース・オブ・プレーは、どんな状態かと言えば、女子ゴルフ界同様、いや、もしかしたらそれ以上に深刻だと言わざるを得ない。
そんな折、タイガー・ウッズやローリー・マキロイが発案したリアルゴルフとバーチャルゴルフの融合体「TGL」が、「新時代のゴルフ」として2025年1月からキックオフし、ウッズとマキロイの初の直接対決となった第4戦には大勢のファンが押し寄せた。
しかし、そのマッチで、ウッズがスロープレーで1罰打を受けるという驚きの出来事が起こった。
TGLの舞台である米フロリダ州パームビーチガーデンズのSoFiセンターはハイテク機器が完備された「新時代のスタジアム」で、そこに設置されている「ショットクロック」は、各々の選手が1打に要した「所要時間」をリアルタイムでデジタル表示している。1打の所要時間が40秒を超えた途端、大きなブザー音が鳴る仕掛けになっているのだが、ウッズが10番のグリーン上でパットしようと構えていた際、そのブザーが鳴り、容赦なくウッズに1ペナが課された。
ウッズ自身は「非は僕にある」と受け入れていたが、この出来事を受け、米メディアからは「ショットクロックをPGAツアーでも採用すべきでは?」といった声が上がった。
だが、その一方で「ティーイングエリアにもフェアウエイにもグリーンにもショットクロックを設置して1打1打の所要時間を計測するのは現実的ではない」「ショットクロックはテニスなど他のスポーツですでに採用されているけど、ゴルフでも採用するとしたら、TGLのような“ニアピン・コンテスト”ならともかく、PGAツアーには適さない」といった意見も聞かれた。
それならば、PGAツアーに適するスロープレー対策とはどういうものなのか。ある米国人記者は「“本当のペナルティー”を課すことだ」と強調している。
PGAツアーでは、原則としてペナルティーは公表されないことになっているが、これまでにスロープレーで罰金を課された選手が何人もいることは、すでに周知の事実。しかし、罰打を受けた実例は、ほぼ皆無に近い。
きわめて重い1打を払うペナルティーがPGAツアーでは実際には課されていないことが、スロープレーの改善につながらない大きな原因であることをこの記者は指摘した上で、「本当のペナルティーを課すべき」と主張したのだろう。
規定の所要時間を超えてしまった秒数に応じて、これまで以上に厳しく1ペナ、2ペナの罰打を課すことを決めた米LPGAのムーア新会長の決断は、「英断だった」と言っていいのではないだろうか。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
最新の記事
pick up
-
長い間、“激スピン”が続く! 本間ゴルフの新作「HONMA WEDGE」が変える「選びやすさ」という価値<PR>
-
西村優菜と共同開発! 理想の高弾道とスピンを実現した「QUANTUM MINI SPINNER」がついに発売!<PR>
-
「上達志向ゴルファーに最適解!」 “飛んで止まる”テーラーメイドのNew「ツアーレスポンス ストライプ」登場<PR>
-
ゴルフ初心者でも参加OK!三浦桃香にも会えるコンペ開催「GOLF FUN FESTA 2026」by CURUCURU&ゴルフのニュース ゴルフコンペ参加者募集中
-
累計販売本数は1000万本を突破“日本シャフト”あなたのアイアンを覚醒させる『選ばれ続けるシャフト』
ranking











