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クセ強グリーン攻略へ試行錯誤中の政田夢乃 初参戦のダイキンは新たな“相棒”を投入か「しっくりきてます」
国内女子ツアーの2025年シーズン開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」。同大会に初出場する政田夢乃(まさだ・ゆめの)が試合前日の5日、練習グリーンでパッティングの感覚を入念に確かめていた。
練習グリーンでは「Ai-ONE MILLED JAILBIRD MINI T」に好感触
◆国内女子プロゴルフ
ダイキンオーキッドレディス 3月6~9日 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) 6610ヤード・パー72
国内女子ツアーの2025年シーズン初戦「ダイキンオーキッドレディス」の開幕を翌日に控えた5日、練習グリーンではパッティングの感覚を入念に確かめる政田夢乃の姿があった。

まず手にしたのは、これまでエースパターとして愛用していたオデッセイ「Ai-ONE JAILBIRD MINI DB」。「一番は構えやすくて、柔らかめの打感が本当に気に入っている」と、シーズンを通して昨年の政田を支えた1本だ。
このパターとの出会いは23年の12月。当時は確実に沈めたい1~3メートルのショートパットに悩みを抱えていたと振り返るが、シマ模様のアライメントがアドレス時の不安をかき消し、その安心感からすぐに投入を決めたという。
しかし、その後のパッティング練習で手応えを感じていたのは別のクラブ。エースパターと同型で、ゴールドカラーのフェースをまとった「Ai-ONE MILLED JAILBIRD MINI T」だった。
その理由は今大会の開催コース・琉球ゴルフ倶楽部のコーライグリーンに対応するため。芝目が強く、ボールが抵抗を受けやすい点を懸念し、エースパターよりも初速が出やすいミルドパターを投入する予定だ。
ツアールーキーとして挑んだ昨年はシーズン終盤までシード争いを演じたほか、レギュラーツアーで5度のトップ10入りを記録。8月の「NEC軽井沢72ゴルフ」では優勝争いを繰り広げて2位タイに入ったりと、初優勝が期待される若手の一人でもある。
「小さくて難しい」と多くの選手が口するように、グリーンでの戦いが勝負の分かれ目となりそうな今大会だが、「自分のイメージ通りに打てる。しっくりきてます」と自信をのぞかせた政田。
信頼を寄せる新しい“相棒”を携え、初出場となる今大会で悲願の勝利を狙う。
政田 夢乃(まさだ・ゆめの)
2000年7月28日生まれ、北海道札幌市出身。3歳からゴルフを始め、23年のプロテストで合格。同期は清本美波、馬場咲希、高木優奈ら。レギュラーツアー初出場となった24年「リゾートトラストレディス」では、いきなり8位タイに入り好成績を収めた。なないろ生命所属。
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