- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 「マスターズのパー3コンテストで勝つと“本番”で勝てない」 ZOZO覇者は“ジンクス”を破れるか!? 過去に日本勢が3勝
米国男子ツアーの今季メジャー初戦「マスターズ」が10日から4日間の日程で行われる。開幕前日の9日、恒例のパー3コンテストが行われた。
日本勢は青木功が75年と81年に、中嶋常幸が88年に優勝
◆米国男子プロゴルフ メジャー第1戦
マスターズ 4月10~13日 オーガスタナショナルGC(ジョージア州) 7555yd・パー72
今年で89回目を迎えるゴルフの祭典に、日本からは2021年大会チャンピオンの松山英樹が出場。4年ぶりのグリーンジャケット獲得を目指す。この日、開幕前最後の練習ラウンドが行われ、松山は10番から9ホールをプレーした。

午後からは恒例の「パー3コンテスト」が行われ、5アンダーで首位に並んだニコラス・エチャバリア(コロンビア)と、J.J.スポーン(米)のプレーオフに持ち込まれた。
9番で行われたプレーオフ1ホール目は互いにパー。2ホール目でスポーンがティーショットを左に外し2オン。ピンそばにつけていたエチャバリアがバーディーパットを沈めて優勝した。
「良い週のスタートとなった。“パー3コンテストで勝った人は(同年の)マスターズで勝てない”という伝統は変えたいと思うけど、それはやってみて。でもこのすばらしい場所に初めて来て、勝てたことは信じられないくらいうれしい」と喜びを表現した。
プレーオフを戦ったスポーンとは仲が良く、「彼が打つ前に、彼の娘が『お父さん池に入れないでね』って言っていたのがこの日一番面白かったよ」と初めてのパー3コンテストを楽しんだ。
パー3コンテストは、オーガスタナショナルの共同創設者の一人であるクリフォード・ロバーツが発案し、1960年に初開催。2017年は悪天候、20年と21年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったが、その3年以外は毎年開催している。初めてのチャンピオンはサム・スニード(米国)。日本勢は青木功が75年と81年に、中嶋常幸が88年に優勝している。
ホールは90ヤードから155ヤードまでの距離があり、今大会をふくめ115回のホールインワンが記録されている。史上最多のホールインワン達成は16年大会時の9回。なお、これまでにパー3コンテスト優勝者が同年のマスターズで優勝したことはない。
24年に日本開催のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」で優勝し、今年がマスターズデビューとなるエチャバリア。パー3コンテストのジンクスを破れるか、彼のプレーにも注目したい。
最新の記事
pick up
ranking