「悪くもなく良くもなく」前週2位の岩井明愛は好調キープしメジャーへ　恒例“池ダイブ”は「バック転したい」【開幕前一問一答】

　米国女子ツアーメジャー第1戦「シェブロン選手権」が24日に開幕する。開幕前日の23日（日本時間24日）岩井明愛が中継局WOWOWのインタビューに応じた。

一問一答は以下の通り。

――2月の「ホンダLPGAタイランド」、そして先週の「JMイーグルLA選手権」と、優勝まであと一歩というところまで来ました。この好調の要因や手応えのようなものを教えていただけますか？

「好調の要因はよくわからないですけど、でも先週はけっこうパッティングが打ててたイメージだったので。あとショットもけっこうピンに絡んでいくようなショットが多かったので、その分チャンスが多くて、先週たまたま決められた回数が多かったかなと思います」

――今週の調子、体調などいかがでしょうか？

「悪くもなく良くもなくっていう感じです。」

――先週は岩井千怜選手と同じ組で回ったりもしましたけども、先週の経験というのはご自身にとってはどのような経験でしたか？

「やっぱり初めてLPGAの舞台で、一緒の組で回ることができてすごい楽しくて。同じ舞台でこうやって2人で戦えていることがすごい光栄です」

――大会が終わった後、千怜選手から声をかけていただいたような部分はあったんでしょうか？

「いや、特にはなかったですね」

――メジャー初戦ですけども、どのような気持ちでございますか？

「あまり変わらないっていう感じなので、やっぱりメジャーなので、できるだけやっぱり上位に行きたいなっていう気持ちはありますけど、まずは予選通過を目指してがんばりたいと思います」

――コースを回ってみて、印象などいかがでしょうか？

「ところどころ池が絡んできたりとか、ティーショットがちょっと難しい。あとバンカーがかかりますし、木もかかってくるホールもありますし、ティーショットが鍵です」

――特にこう戦略みたいなことを考えていますか？

「飛ばして乗っけて、スパッとできたらいいんですけど。思い切ってドライバー振れるようにがんばります」

――18ホールの中で特に重要なホール、難しいホールなどありますか？

「全部難しいですけど、5番ホールとかはちょっと難しいかなという印象でしたね」

――この大会では優勝した選手が毎年池の中に飛び込むということで有名ですけども、もしご自身が優勝したらどのようなポーズで飛びこみたいですか？

「バック転したいですね。やったことないですけど、できるだろうと思って。やってみたいです」

――では最後に、今週の意気込みをお願いします。

「今週もキャディーのマークと楽しみながら、自分のプレースタイルでガツガツいけたらいいかなと思います」

　なお、岩井は初日、日本時間の24日午後10時10分に、リネア・ストロム（スウェーデン）、イム・ジンヒ（韓国）とともに10番ホールからスタートする。

2002年7月5日生まれ、埼玉県出身。21年のプロテストに合格。23年「KKT杯バンテリンレディス」でレギュラーツアー初優勝を遂げ、妹・千怜との双子優勝という国内女子ツアー初の快挙を達成。「RKB×三井松島レディス」では同じくツアー史上初の双子でのプレーオフを実現。同年「住友生命Vitalityレディス東海クラシック」と「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で2週連続完全優勝。24年は「リゾートトラスト レディス」「ニチレイレディス」「住友生命Vitalityレディス東海クラシック」で優勝を手にした。25年からは米ツアーを主戦場としている。